- 日本形成外科学会 認定専門医
- 日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
- 2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
- 2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
- 2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長

顔に浮かび上がるグレーや青みがかったシミに悩み、「もしかしてADMかも」と感じている方も多いのではないでしょうか。
中でも、美肌治療として人気のルメッカ(IPL)で改善できるか気になっている方も少なくありません。
しかし、ADMは一般的なシミとは異なる性質を持つため、治療の選び方を間違えると「まったく効果がなかった」「かえって悪化した」というケースも見られます。
この記事では、ADMにルメッカは本当に効果があるのか、悪化のリスクはあるのか、そして他の治療法との違いや適切な選び方ま詳しく解説します。
また、現在当院ではキャンペーン価格でルメッカ2周+スキンボトックス1CC(マイクロボトックス)1回19,800円、3回で48,000円(麻酔代別途)でご案内中です。
定員に達し次第終了となりますのでご希望の方は、お早めにLINEからご相談ください。
ADMは後天的に現れる青みや灰色がかった色素斑で、頬の高い位置や目の下などに左右対称に出現するのが特徴です。
この色素は皮膚の深い層である真皮に存在しており、一般的な表皮のシミとは異なるため、治療法の選定には注意が必要です。
生まれつきではなく、思春期以降に発症するケースが多く、メイクでも隠しにくいことから悩みの種となりやすい色素疾患の一つです。
ルメッカはIPL(光治療)の一種で、高いピークパワーと短い照射時間により、従来のIPLよりも高い効果が得られるとされています。
主に日光性色素斑(いわゆる老人性色素斑)、そばかす、赤ら顔など、比較的表皮層にある色素に反応しやすいのが特徴です。
肌の表面に近いシミに広範囲かつ一度にアプローチできるため、美肌治療として広く活用されています。
ADMは真皮層に存在する色素が原因であるため、ルメッカの光エネルギーが届きにくいという点が問題になります。
IPLは波長が広く、肌の浅い層に作用する設計のため、真皮層まで十分にエネルギーが届かず、ADMの色素に対して十分な反応を起こすことができません。
そのため、ADMに対してルメッカを使用しても期待した効果が出にくく、回数を重ねてもほとんど変化がないケースが多く報告されています。
一部では、ルメッカを繰り返し照射することでADMがわずかに薄くなったという報告もありますが、それはごく一部の症例に限られます。
また、他のシミと混在していた場合、表面的なシミが改善されたことにより、見た目としてADMが薄くなったように感じることもあります。
しかしながら、臨床的にはルメッカをADMの第一選択とすることは少なく、多くの場合は他の治療法が提案されるのが現状です。
ルメッカによる照射がADMに逆効果を及ぼす可能性は否定できません。
IPLの光刺激が真皮のメラノサイトを活性化させ、色素沈着を助長してしまうケースがあるためです。
特に肌が敏感な人や炎症後色素沈着を起こしやすい肌質の場合は、照射後に色が濃くなるリスクがあります。
このため、ADMに対してルメッカを選択する際は、事前に医師の十分な診断とカウンセリングが必要です。
ADMと肝斑が混在している場合、ルメッカの照射によって肝斑が悪化するリスクが懸念されます。
肝斑は熱や摩擦などの刺激に反応して色素が増える性質を持っており、IPLの熱刺激でも増悪することがあります。
誤って肝斑に照射してしまうと、施術後にかえって色が濃くなってしまうこともあります。
したがって、ADM単体の診断と異なり、肝斑の有無を事前にしっかりと見極めることが安全な施術の鍵となります。
ルメッカを含むIPL施術後に色素沈着が発生する原因は、肌に与えられた熱ダメージによる炎症反応です。
この炎症が治まる過程でメラニンが過剰に生成され、それが肌に沈着することで色が濃く見えるようになります。
また、術後の紫外線対策が不十分であったり、適切なアフターケアを怠った場合にも、色素沈着のリスクは高まります。
施術後の肌は非常にデリケートな状態のため、適切なケアと医師の指導に従うことが重要です。
ADMに対しては、ルメッカよりも波長の深いレーザーが有効とされています。
特にQスイッチレーザーやピコレーザーは、真皮層にあるメラニン色素に反応しやすく、ADMの治療実績が多い機器です。
これらのレーザーはメラニンを選択的に破壊することで、周囲の組織へのダメージを最小限に抑えながら効果を発揮します。
ただし、治療後に一時的な炎症や色素沈着が起こる可能性もあるため、ダウンタイムやアフターケアについて事前に理解しておく必要があります。
| 項目 | ルメッカ | レーザー(Qスイッチ・ピコ) |
|---|---|---|
| 対応シミの深さ | 表皮層 | 真皮層 |
| ADMへの効果 | ほぼ効果なし | 高い効果が期待できる |
| ダウンタイム | 少ない | 数日〜1週間程度 |
| 施術回数の目安 | 5回以上 | 1〜3回程度 |
| 費用の目安(1回) | 1〜3万円 | 2〜5万円 |
ルメッカは表皮のシミ治療には効果的で、ダウンタイムも短いことから人気のある治療ですが、ADMのような深いシミには不向きです。
一方、レーザー治療はピンポイントで効果を出しやすく、少ない回数で結果が出ることもありますが、ダウンタイムと費用面の負担はやや高くなります。
ADMと肝斑が同時に存在する場合、どちらの治療を優先するかによってアプローチが変わります。
肝斑が活発な状態であれば、レーザー治療によって悪化するリスクがあるため、まずは内服や外用薬で肝斑を落ち着かせることが一般的です。
その後、ADMの治療に適したレーザーを用いるという段階的なアプローチが推奨されます。
複数の色素疾患が混在する場合は、専門医による精密な診断と治療計画が必要不可欠です。