- 日本形成外科学会 認定専門医
- 日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
- 2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
- 2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
- 2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長

「検診に行ったら断られてしまった」「このままでは乳がんが見つけられないのでは」という不安。アクアフィリング豊胸後、多くの女性がこの問題に直面します。実は、断られるのには明確な医学的理由があり、放置することはおすすめできません。
当院では、アクアフィリングによるトラブルへの診察・治療を数多く行っております。
不安な症状がある方は、お気軽にLINEからご相談ください。
多くの検診センターや自治体の検診で断られる主な理由は、検査機器による物理的な破損リスクと診断の難しさです。マンモグラフィは乳房を強く圧迫するため、注入されたジェルが圧力で広がり、正常な組織の隙間に入り込んだり、他の部位へ移動したりする恐れがあります。
また、画像診断上の問題も深刻です。アクアフィリングの成分は画像上で乳腺組織と非常に似た映り方をすることがあり、初期の乳がんや微細な石灰化(がんのサイン)がジェルの影に隠れて発見できなくなるリスクがあります。検査技師や医師が「責任を持って診断できない」と判断するのはこのためです。
「断られた」後、検査してくれる病院を探すのは容易ではありません。一般的な検診センターではなく、豊胸術後の検診に対応している美容外科や、特殊な設備の整った一部の乳腺外科を探す必要があります。
このように、検査を受けられたとしても条件付きであることが多く、毎年安心して通える環境を確保するのは困難です。
検診を断られたことは、裏を返せば「体内に医学的管理が難しい異物が入っている」という事実を突きつけられたことになります。単に検査ができないだけでなく、アクアフィリングそのものが抱える長期的なリスクについて考える転換点でもあります。
トラブルを感じて他院で修正治療を受けたものの、解決しなかったという相談が後を絶ちません。よくあるのが「溶解注射で溶かす」「注射器で吸い出す」という安易な対処法です。
これらは一時的にボリュームが減ったように見えても、内部に残存したジェルが炎症を繰り返したり、硬いしこりとなって残ったりする原因になります。不完全な処置は、後の完全除去をより困難にしてしまいます。
アクアフィリングは「半永久的」と宣伝されましたが、実際には非吸収性の成分が体内で劣化し続けます。注入直後は問題なくても、3年、5年と経過するにつれてトラブルが発生するケースが急増しています。
これらはいつ起こるかわかりません。「今は痛くないから」と放置している間に、内部では組織への浸潤(一体化)が進行し、正常な乳腺を守りながらの除去が難しくなっていきます。
当院では、将来にわたって安心して乳がん検診を受けられる状態に戻すことをゴールとしています。そのためには、ジェルを「減らす」のではなく、被膜を含めて「完全に取り除く」ことが不可欠です。
当院の最大の特徴は、形成外科専門医による「完全直視下法」です。盲目的に吸い出すのではなく、ワキや乳房下縁などの目立たない場所を小さく切開し、内部を直接目で見て確認しながら処置を行います。
ジェルを除去した後、大量の生理食塩水で内部を徹底洗浄します。目に見えないレベルの成分まで洗い流すことで、術後の炎症再燃リスクを極限まで低減させます。
ジェルが体内で作ってしまった被膜(カプセル)も、可能な限り剥離して除去します。これにより、しこりの再発を防ぎ、元の柔らかい胸に近い状態を目指します。
他院の治療で改善しなかった方も、諦めずにご相談ください。当院と一般的なクリニックの除去手術の違いを比較しました。
| 比較項目 | 一般的なクリニック (他院の治療) | 当院 (当院の治療) |
|---|---|---|
| 除去方法 | 不確実 注射器による吸引や、溶解注射での分解のみ。内部が見えない状態で手探りで行う。 | 専門医の技術 直視下除去
小さな切開から内部を直接目で見て確認。死角にあるジェルも逃さず除去。 |
| 被膜の処理 | 残存リスク 吸引管では硬くなった被膜を剥がすことができず、体内に異物として残ってしまう。 | 再発防止 同時切除
ジェルを取り巻く被膜も丁寧に剥離して切除。しこりや再発の原因を根本から絶つ。 |
| 洗浄 | 不十分 吸引するだけで終了することが多く、細かい成分が組織に付着したままになる。 | 徹底洗浄 大量洗浄
除去後に大量の生理食塩水で内部を洗浄。見えないレベルの異物まで洗い流す。 |