- 日本形成外科学会 認定専門医
- 日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
- 2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
- 2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
- 2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長
インスタ広告やネット広告でよく見かけるバストアップサプリは、手軽に試せる一方で「本当に効果があるの?」「健康被害は大丈夫?」といった不安の声も多く聞かれます。
本記事では、医療の専門的視点からバストアップサプリでのサイズアップが厳しい点や過去の広告トラブル事例、そして実際に効果が期待できる医療施術について詳しく解説します。
当院では、サプリメントのみでバストアップを実現するのは非常に難しいと考えています。
バストの大きさは主に脂肪と乳腺組織によって構成されており、これらを増やすにはホルモンバランスや体質、外科的介入が必要になるケースがほとんどです。
サプリに含まれる成分が、これらの組織を顕著に増やすという明確な医学的根拠はありません。
プエラリア・ミリフィカやイソフラボンなど、女性ホルモンに似た働きを持つとされる成分が多くのサプリに含まれています。しかし、医学的に明確なエビデンスは乏しく、「ヒトでバストアップ効果が実証された成分」は現状存在しません。
サプリは医薬品とは異なり、成分の含有量や効果について厳密な基準がありません。
そのため、実際の成分量が少なかったり、体内への吸収効率が低かったりすることが、効果が感じられない要因のひとつです。
過去に「飲むだけで3カップ大きくなる」といった広告を出していたサプリが、根拠のない誇大表現として消費者庁から措置命令を受けた事例があります。いわゆる「景品表示法違反」に該当したものです。
たとえば脂肪注入による豊胸術であっても、注入した脂肪の定着率は一般的に30~50%程度とされており、大幅なサイズアップには限界があります。
一方、シリコンバッグを使用した豊胸術であれば、物理的に容量の大きなインプラントを挿入することで3カップアップも可能ですが、それには術式や体格とのバランスを考慮する必要があります。
このように、医療的な施術であっても慎重な判断が必要な「3カップアップ」を、サプリメントだけで実現するというのは極めて現実味に欠ける主張です。
バストアップサプリに含まれる植物性エストロゲンは、体内ホルモンに影響を与える可能性があります。
生理不順や頭痛、肌荒れなどの副作用が報告されている成分もあるため注意が必要です。
パッケージに書かれている成分名だけでは、実際の含有量や品質が分かりません。製造元の情報や第三者機関の検査結果が公開されていない製品は避けるのが無難です。
サプリメントに比べて初期費用は高額になりますが、効果の確実性・持続性・満足度という点では圧倒的に優れています。
また、長期的な視点で考えると、費用対効果の高い選択肢といえるでしょう。
豊胸術の中で最もボリュームアップ効果が高く、3カップ以上のサイズアップも物理的に可能です。
最新のシリコンバッグは形状や質感のバリエーションが豊富で、ご希望に合わせたデザインが可能です。
メリハリのある美しいバストラインを手に入れたい方に適した方法です。
脂肪注入とシリコンバッグの両方を組み合わせることで、それぞれのメリットを最大限に引き出す施術です。
バッグの縁を脂肪で包むことにより、より自然な触り心地と仕上がりが得られます。
「自然さ」と「ボリューム感」の両方を求める方に人気の高い選択肢です。
自分自身の脂肪を使って自然なバストラインを形成する方法です。
腹部や太ももから採取した脂肪を注入するため、異物反応がなく、触り心地や見た目の自然さに優れています。ただし、注入した脂肪の定着率は30〜50%程度で、1回で得られるボリュームアップには限界があります。
そのため、より確実な効果を望む場合は複数回の施術が必要になることもあります。
グラムルールクリニックでは、より大きくしたい要望にかなえるために、特注のシリコンバッグをご用意できます。
グラムルールクリニックでは、日本形成外科学会認定の形成外科専門医である院長・藤林万里子医師が、豊胸術をはじめとした胸部に関する高度な施術を、10年以上にわたる経験と技術をもって一貫して担当します。
完全直視下法とは、小さな傷からLEDスコープライトを用いて隅々まで観察しながら剥離をし、バッグを挿入するスペースを作る方法です。
剥離範囲をミリ単位で調整することで、綺麗なバストラインを形成します。 また出血を限りなくゼロに抑えられるので、内出血も少なくダウンタイムを軽減します。組織へのダメージも少ないため、術後のお痛みも抑えられます。
グラムルールクリニックは「女性による女性のためのクリニック」を掲げており、院長をはじめ施術スタッフも女性が中心です。
そのため、胸まわりのデリケートな悩みを、感性の近い「女性の目線」で丁寧にくみ取ってもらえる点が大きな安心感につながります。男性医師には相談しにくい繊細なお悩みも、女性医師だからこそ寄り添った対応が可能です。
また、近年問題に取り上げられる術後の男性医師によるトラブル等の心配もありません。