- 日本形成外科学会 認定専門医
- 日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
- 2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
- 2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
- 2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長
「豊胸で何cc入れたら、どれくらい胸が大きくなるの?」
初めて豊胸を検討する方から、当院でもよくいただくご質問です。
バストアップの手術は、注入するcc量によってサイズ・重さ・胸囲がどう変化するかを事前に理解しておくことが、後悔しない施術につながります。
本記事では、100cc〜1000ccまでの具体的な変化の目安を、重さや胸囲の増加、方法別の費用感まで網羅的に解説します。
「何ccが自分に合っているのかわからない」「予算や身体への負担も気になる」という方にも、わかりやすくご案内しています。ぜひ最後までお読みいただき、ご自身に合った選択の参考にしてください。
豊胸手術においてよく聞かれるのが「何cc入れたらどれくらい重くなるの?」「胸囲はどのくらい増えるの?」というご質問です。素材は水とほぼ同じ比重のため、100ccで約100gの重さ、胸囲はおおよそ1cm前後の増加が目安となります。以下では、より細かいcc別の変化を詳しくご説明いたします。
挿入する量が増えれば、当然ながら胸の重さも増加します。以下は片胸の目安となります。
cc量(片胸) | 重さの目安(片胸) |
---|---|
100cc | 約100g |
200cc | 約200g |
300cc | 約300g |
400cc | 約400g |
500cc | 約500g |
600cc | 約600g |
700cc | 約700g |
800cc | 約800g |
900cc | 約900g |
1000cc | 約1,000g(=1kg) |
両胸で考えると、500ccずつ入れると1kgのバスト重量が加わる計算になります。これはスポーツブラの着用感や、長時間の立ち姿勢に影響することもあるため、私たちは施術前に生活スタイルや筋力も考慮して適正容量をご提案しています。
ccによって増えるのは重さだけではありません。バストトップ(胸囲)の増加量も気になるポイントです。
cc量(両胸合計) | 胸囲の目安増加量 |
---|---|
100cc(片胸50cc) | +0.5〜1.0cm |
200cc(片胸100cc) | +1.0〜2.0cm |
400cc(片胸200cc) | +2.0〜3.5cm |
600cc(片胸300cc) | +3.5〜5.0cm |
800cc(片胸400cc) | +5.0〜6.5cm |
1000cc(片胸500cc) | +6.5〜8.0cm |
個人差はありますが、当院の経験では両胸で200ccを超えると見た目にも明らかな変化を感じられる方が多いです。衣服のサイズも変わる可能性があるため、下着や洋服のサイズ選びにも配慮して施術プランを調整しています。
500ccを超える豊胸はインパクトがあり、「一度で理想のサイズにしたい」という方に選ばれています。ただし、以下の点に注意が必要です:
当院では体型・皮膚の余裕・筋肉の強さを細かく診断し、大容量でも自然なラインと快適な装着感が得られるようサポートしております。
豊胸手術の費用は、選ぶ方法(シリコンバッグ・ヒアルロン酸・脂肪注入)と注入するcc量によって大きく変わります。ここでは「素材別」「cc別」に費用感の目安をわかりやすく整理し、どのくらいの予算を想定すればよいかを具体的に解説します。
シリコンバッグは、バッグ自体の大きさによる価格差は小さく、費用は主に「バッグの種類(例:モティバ・ベラジェル)」や「術式(乳腺下・大胸筋下)」で変動します。
一般的に100ccでも500ccでも費用はほぼ一定で、120〜150万円の範囲に収まることが多いです。300〜400ccが最も選ばれる容量で、この場合でもモニター価格で120万円前後の費用で半永久の理想のバストを得ることができます。
脂肪注入法は、吸引部の処置や脂肪の濃縮加工費が含まれるため、ccあたりの単価は変動することが多いですが、全体費用として提示されることが多いです。
片胸150cc前後で約1カップアップを目指す場合、両胸で90〜120万円が相場です。300cc以上を希望される場合は、2回に分けての施術が推奨され、総額は150〜200万円前後を見込む必要があります。
目安容量(両胸) | 想定費用 |
---|---|
150〜200cc | 約90〜120万円 |
250〜300cc | 約130〜160万円 |
400cc以上 | 約180〜200万円(複数回) |
また、脂肪はすべてが定着するわけではなく、約50%程度が吸収される傾向にあります。そのため「思ったよりボリュームが出なかった」と感じた場合には、再注入をする必要があります。
脂肪注入豊胸は安く手軽に思われがちですが、何回も行うとシリコンバック豊胸よりも高コストになる場合がほとんどです。
ヒアルロン酸豊胸は1ccあたり約2,000〜4,000円が相場で、100ccの注入で約20〜40万円、200ccなら約40〜80万円が目安となります。注入量が増えるごとに比例して費用も上がるため、大きくサイズアップを目指す方にとっては割高になりがちです。
また、注入されたヒアルロン酸は数ヶ月〜2年程度で体内に吸収されるため、維持のためには定期的な再注入が必要です。さらに、ヒアルロン酸が硬く残る・しこりになる・移動するといった健康リスクもあり、近年ではフランスや韓国など一部の国では使用が禁止されていることも報告されています。
このように、手軽さの反面、持続性・安全性・費用面すべてにおいてデメリットがあるため、長期的に見たときのコストパフォーマンスは低くなる可能性が高いといえます。
注入量(両胸) | 想定費用 |
---|---|
100cc | 約20〜40万円 |
200cc | 約40〜80万円 |
300cc | 約60〜100万円 |
豊胸手術において、「何ccにするか」は仕上がりを左右する最も大切な要素のひとつです。ですが、実際にカウンセリングに来られる患者様の多くが、「どれくらいのccが自分に合うのか分からない」と不安を抱えています。
私たちは、ccの数字だけでなく、体格・胸の土台・皮膚の伸び・ライフスタイルなど複数の要素を踏まえて、最適なボリュームをご提案しています。
たとえば、「理想のカップサイズ」を目安にされる方も多いですが、AカップからDカップにするには片胸で300cc以上が必要なこともありますし、もともとバスト土台がしっかりしている方なら200ccでも十分ボリュームアップを感じられる場合もあります。
また、細身の方に大容量を入れると皮膚に無理がかかり、不自然な張りやバッグの浮きが生じることもあります。
当院では、「理想の見た目」と「身体に無理のない容量」のバランスを大切にし、術後の後悔を防ぐためのヒアリングとシミュレーションを徹底しています。サイズ選びに迷っている方も、まずはお気軽にご相談ください。
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