豊胸でセカンドオピニオンを選ぶポイントと避けるべき医師のポイント

豊胸でセカンドオピニオンを選ぶポイントと避けるべき医師のポイント

豊胸手術を検討する中で「本当にこのクリニックで大丈夫だろうか」「ほかの医師の意見も聞いてみたい」と感じた方は少なくありません。

美容医療、とくに豊胸術は身体への影響が大きく、信頼できる医師とクリニックを見極めることが非常に重要です。

セカンドオピニオンは、より納得のいく選択をするための有効な手段であり、安全性と満足度の向上に直結します。

この記事では、形成外科専門医や日本美容外科学会(JSAPS)正会員といった信頼性の指標から、避けるべきクリニックの特徴まで、判断材料を体系的に解説します。

目次

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豊胸でセカンドオピニオンを選ぶポイント

形成外科専門医が執刀しているか

形成外科専門医とは、医学部を卒業後、初期臨床研修を経て、形成外科領域で5年以上の専門的な研修を積み、日本形成外科学会の厳しい試験に合格した医師のことです。

この資格を有する医師は、顔面外傷や熱傷、乳房再建など多岐にわたる施術経験を積んでいます。豊胸術においても、解剖学的知識と繊細な縫合技術を持つ形成外科専門医の関与は、より安全かつ自然な仕上がりを実現するうえで重要です。

JSAPS(日本美容外科学会)正会員/専門医であること

JSAPSとは、日本美容外科学会(Japanese Society of Aesthetic Plastic Surgery)の略称で、形成外科専門医を対象とした美容外科の専門学会です。

この正会員および専門医とは、形成外科専門医資格を取得した後、一定年数以上の臨床経験や学術活動を経て、学会の審査に合格した医師のことです。

学会のガイドラインに基づいた医療を実践するため、診療の質や安全性が担保されやすく、豊胸のような審美性と安全性の両立が求められる施術において、信頼の指標となります。

カウンセリング・手術・術後診療が同一医師かどうか

施術前のカウンセリングから手術、さらには術後の経過診察まで、すべてを一貫して同一の医師が担当することは非常に重要です。

なぜなら、術式の選択やデザインの意図、患者の希望を一貫して把握し、責任をもって治療にあたることができるからです。

分業制をとっているクリニックでは、意思の伝達不足によって仕上がりや術後対応に齟齬が生じるリスクがあるため、注意が必要です。

セカンドオピニオン先としてのクリニックの条件

豊胸セカンドオピニオン

術式のメリット・デメリットを丁寧に説明できる

豊胸術の症例数が豊富なクリニックでは、多様なケースに対応した経験が蓄積されているため、術式の選択肢や合併症リスクについて具体的かつ現実的な説明が可能です。

また、3Dシミュレーションや症例写真を用いた説明体制が整っているかどうかも確認すべきです。患者が自分の体型や希望に合った方法を理解・納得したうえで選択できるよう、医師が中立的かつ専門的に説明する姿勢が求められます。

超音波(エコー)検査設備があること

エコー検査とは、体内の組織や異物の状態を非侵襲的に可視化できる超音波診断法のことです。豊胸術では、バッグの位置や状態、脂肪注入部位のしこり形成などを術前・術後に確認する目的で使用されます。

これにより、潜在的な異常の早期発見や安全性評価が可能になるため、エコー検査が常時行える体制が整っているクリニックは、信頼性の高い施設といえます。

アフターケア体制と保証制度が整っている

豊胸術は、術後の経過観察やフォローアップ対応が非常に重要です。感染や被膜拘縮、左右差などのトラブルが発生した際に迅速かつ適切に対応できるかどうかは、クリニックの信頼性を測る上での指標になります。

術後の定期検診スケジュール、保証内容、24時間対応の相談窓口の有無などを事前に確認し、問題発生時の補償・再手術対応まで明示しているクリニックを選ぶべきです。

セカンドオピニオンで選ばない方がいいクリニック・医師の特徴

SNSやインフルエンサー系のみで評判があるケース

SNS上での人気やフォロワー数を主な評価軸としているクリニックは、専門性や医療的実績の裏付けが不明確なことがあります。

インフルエンサーの紹介やSNSでのフォロワー数だけで選ばれるクリニックは、医学的根拠よりもマーケティングを重視している可能性があります。

また、予約をしても目当ての先生が対応してくれなかったり、医師でもないカウンセラーが対応するケースもよく耳にします。

専門資格や症例経験が確認できない場合には、慎重に検討する必要があります。

「直美」など影響力重視の宣伝に偏る医師

「直美(ちょくび)」とは、初期臨床研修を終えた後、一般診療科を経験せずに直接美容外科クリニックに就職する医師を指します。

こうした医師は、症例経験や技術力が十分に積まれないまま施術を行う可能性があり、特に豊胸や脂肪注入などの施術で、非吸収性注入物や未熟な手技による安全性リスクが指摘されています。

また、利益追求が優先される診療スタイルに導入されやすく、医学的適応よりも短期間で収益化できる施術が推薦される傾向があります。

カウンセラー任せ・料金誘導が強い

カウンセラーとは、医師免許を持たずに患者対応を行うスタッフのことです。

料金提示や術式選定をカウンセラーが主導する体制は、医療的判断よりも売上重視の傾向が強く、リスクの説明が不十分になる可能性があります。

極端に低価格な広告に誘導された場合も、実際の施術に必要な費用や術後ケア費用が上乗せされることがあるため、契約前に必ず詳細を医師本人から確認するべきです。

セカンドオピニオンを受ける際の実践的なチェックリスト

複数(最低2〜3件)の専門医に相談する

医療におけるセカンドオピニオンとは、主治医以外の専門医に意見を求めることで、より客観的かつ多角的な視点から判断を下すための方法です。

豊胸術のように美容面と安全性が関係する治療では、最低でも2〜3件のクリニックに相談し、それぞれの提案内容や診断方針を比較検討することが望ましいです。これにより、自分の希望や不安を的確に汲み取ってくれる医師を見極めやすくなります。

専門医資格の証明(形成外科専門医+JSAPS専門医)を提示してもらう

医師が専門資格を保有しているかどうかは、信頼性の最も重要な指標のひとつです。

初回カウンセリング時に、形成外科専門医証明書やJSAPS専門医の認定証などを提示してくれるかどうかを確認してください。

加えて、所属学会、研修歴、症例経験などについても積極的に質問することで、その医師が責任ある診療を行っているかを判断する材料となります。

医師紹介
藤林万里子院長
藤林 万里子
(GLAMRULE CLINIC GINZA 院長)
東京美容外科銀座院の院長として、多くの患者様の悩みに寄り添ってきた経験を活かし、銀座にグラムルールクリニックを新たに設立。
「女性による女性のためのクリニック」をコンセプトにしながら安全性と自然な仕上がりができる豊胸施術を専門に美容医療を提供しています。
豊胸施術を始めとする美容整形に関するお悩みがありましたら気兼ねなくLINEからご相談ください。
主な資格
  • 日本形成外科学会 認定専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
経歴
  • 2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
  • 2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
  • 2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長

GLAMRULE CLINIC GINZA-グラムルールクリニック銀座-

                   

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