豊胸手術で使われる静脈麻酔とは?効果・持続時間・副作用について

豊胸手術で使われる静脈麻酔とは?効果・持続時間・副作用について

豊胸手術を検討している方の多くが気になるのが「手術中の痛み」や「麻酔の安全性」ではないでしょうか。

中でも静脈麻酔は、眠っている間に手術が終わるため、不安を和らげつつ体への負担も少ない麻酔方法として広く用いられています。

しかし、「どれくらい眠っていられるの?」「副作用はあるの?」といった疑問を持つ方も少なくありません。

この記事では、静脈麻酔の仕組みや効果、回復までの流れ、副作用やリスクについて、豊胸手術を検討する方が安心できるようにわかりやすく解説します。

目次

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豊胸手術で使われる静脈麻酔とは

静脈麻酔とは

静脈麻酔は、点滴で薬を投与することにより、自然に眠りに落ちるような感覚で手術を受けられる麻酔方法です。

手術中は意識がなく、痛みや恐怖心を感じることはありませんが、全身麻酔のように人工呼吸器を使う必要がなく、自分の呼吸を保ちながら施術を受けられるのが特徴です。

多くの人が「気づいたら手術が終わっていた」と表現するほど、心理的な負担を大きく軽減できる方法といえます。

全身麻酔や局所麻酔との違い

局所麻酔は施術部位だけに麻酔を効かせるため、意識はあるままですが、音や状況がすべて伝わるため不安を感じやすい傾向があります。

一方、全身麻酔は完全に意識をなくし、呼吸器を使って人工的に呼吸を管理する必要があるため、身体への負担が比較的大きくなります。

静脈麻酔はその中間に位置し、自然に眠っている間に手術が進み、自分で呼吸も維持できるため、体への負担が軽いというメリットがあります。

静脈麻酔で受ける豊胸手術の流れ

点滴から眠るまでの流れ

手術が始まる前に、腕に点滴を通じて麻酔薬を投与します。

投与後は数分で強い眠気に包まれ、まるでうたた寝するように意識が薄れていきます。

その後は完全に意識がなくなり、手術中の記憶は残りません。初めての方でも「ウトウトしている間に全てが終わった」という安心感を得られるのが静脈麻酔の特徴です。

手術後の目覚めと帰宅まで

施術が終了すると、麻酔薬の効果が自然に薄れていきます。

数分で意識が戻り、体を動かせるようになります。

その後は回復室で1時間前後休憩し、体調に問題がなければそのまま帰宅可能です。入院の必要がないため、日常生活への復帰もスムーズです。

効果の持続時間と回復の早さ

どれくらい眠っているのか?

静脈麻酔は、手術中の全体を通して効果が持続するように調整されます。

医師が投与量を管理し、手術が終了する頃には自然と覚醒するようコントロールされるため、無理に目を覚ますような不快感はありません。自然な眠りから目覚めるように回復するのが特徴です。

翌日からの生活は?

静脈麻酔は回復が早いことも利点のひとつです。

手術当日は安静が必要ですが、ほとんどのケースでは翌日から普段通りの生活を送ることができます。全身麻酔のような長引く倦怠感や喉の痛みが少ないため、社会復帰もしやすい方法とされています。

静脈麻酔の副作用やリスク

よくある軽い症状

術後に一時的に現れることが多いのは、眠気、だるさ、軽い吐き気などです。

これらは麻酔薬の影響による一過性のもので、多くは数時間以内に自然に改善します。

体質やその日の体調によって出やすさは異なりますが、重大な問題に発展することはほとんどありません。

まれに起こるリスク

静脈麻酔では、ごくまれに呼吸が浅くなる、血圧が下がるといったリスクが伴います。

しかし、手術中は医師や看護師が呼吸や心拍をモニターで管理しており、異変があればすぐに対応できる体制が整っています。

こうした点からも、経験豊富な医療チームがいるクリニックを選ぶことが非常に重要です。

安全に受けるためのチェックポイント

麻酔経験が豊富な医師が施術に関わっているか

経験が浅い医師では投与量の調整やリスク対応が遅れる可能性があるため、豊胸手術と麻酔の両方に実績のある医師が安心です。

呼吸や心拍を常にモニタリングできる設備があるか

麻酔中の安全管理にはモニタリング機器が不可欠です。酸素濃度や血圧などをリアルタイムで確認できる環境が整っているかが重要です。

緊急時の対応体制が整っているか

万が一のトラブル時に備え、呼吸管理の経験や救命処置の体制があるクリニックを選ぶことで、安全性がさらに高まります。

静脈麻酔と他の麻酔の併用について

局所麻酔と併用するケース

豊胸手術では、静脈麻酔と局所麻酔を併用するケースが一般的です。

局所麻酔で術部の痛みをしっかりと抑えながら、静脈麻酔で意識をなくすことで「痛みがない」「記憶もない」という快適な状態を作り出せます。この組み合わせにより、術中の不安や恐怖心を最小限に抑えられます。

不安を減らせる安心感

「手術中に意識があったら怖い」「痛みを感じたらどうしよう」という不安は、多くの患者さんが抱くものです。

静脈麻酔はその不安を解消し、安心して施術を受けられる心理的なメリットがあります。特に手術への恐怖心が強い方には、精神的なサポートとして大きな役割を果たします。

まとめ

静脈麻酔は「眠っている間に手術が終わる」という点で、患者さんの不安や痛みを大幅に軽減してくれる麻酔方法です。

全身麻酔に比べて身体への負担が少なく、回復も早いため、翌日には普段通りの生活に戻れるケースがほとんどです。

ただし、副作用やまれなリスクがあることも事実であり、これを最小限にするためには、麻酔管理の経験豊富な医師や安全体制が整ったクリニックを選ぶことが不可欠です。

グラムルールクリニックでは執刀医とは別に専門の麻酔科医を配置して安全に手術ができるように万全な体制を整えています。

医師紹介
藤林万里子院長
藤林 万里子
(GLAMRULE CLINIC GINZA 院長)
東京美容外科銀座院の院長として、多くの患者様の悩みに寄り添ってきた経験を活かし、銀座にグラムルールクリニックを新たに設立。
「女性による女性のためのクリニック」をコンセプトにしながら安全性と自然な仕上がりができる豊胸施術を専門に美容医療を提供しています。
豊胸施術を始めとする美容整形に関するお悩みがありましたら気兼ねなくLINEからご相談ください。
主な資格
  • 日本形成外科学会 認定専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
経歴
  • 2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
  • 2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
  • 2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長

GLAMRULE CLINIC GINZA-グラムルールクリニック銀座-

                   

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