ヒアルロン酸注入で起きる壊死が始まる期間と進行速度

ヒアルロン酸注入は手軽に受けられる美容医療として人気がありますが、実はごくまれに壊死という深刻な合併症が起こることがあります。

壊死は血流が遮断されることで皮膚や組織が死んでしまう状態で、一度進行すると取り返しのつかない後遺症につながる可能性があります。

本記事では、ヒアルロン酸注入後に起こり得る壊死の進行速度、そして万が一発症した場合の緊急対処法について解説します。

目次

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膨らみ・凸凹・左右差などのお悩みも
ヒアルロン酸溶解で
自然な表情に戻すことができます。
こんなお悩みはありませんか?
不自然な膨らみを修正したい
表情の硬さ・左右差が気になる
どのくらい戻せるか相談したい
他院での注入を修正したい
再注入も検討している

ヒアルロン酸注入後から壊死までの期間

壊死はどれだけ早く対応できるかが予後を大きく左右します。

壊死期間とは、血管が塞がれてから組織が壊死に至るまでの猶予時間を意味します。

多くの報告では数時間以内の早期対応が望ましいとされています。

壊死期間について

壊死期間とは、血流が遮断されてから組織が不可逆的に壊死に至るまでの時間的猶予です。

症例により差がありますが、数時間以内に適切な処置を行うことで壊死を回避できる可能性があります。

症状進行のタイムライン(即時〜数日〜数週以降)

重症化・不可逆変化が生じるまでの猶予期間

壊死が進行すると治療を行っても元に戻すことは困難です。

特に顔の中心部で起こる壊死は、視力障害や広範な瘢痕を残すリスクもあり、わずかな対応の遅れが重大な後遺症につながる可能性があります。

壊死が起きたときの初期症状と見逃せないサイン

壊死の初期症状を早期に認識することは極めて重要です。

患者自身が気づけるサインもあるため、施術後は小さな異常も軽視すべきではありません。

痛み・灼熱感・異常な腫れの特徴

通常の術後の腫れとは異なり、壊死が疑われる場合は強い痛みや灼けるような感覚を伴います。

時間とともに悪化し、圧迫感や異常な腫れが持続します。

皮膚色の変化(白化、紫斑、黒化など)と網状斑

壊死の典型的サインは皮膚色の変化です。

まず蒼白化し、その後紫斑や網状斑が現れ、進行すると黒色化して組織の壊死が確認されます。

感覚異常(冷感、しびれ、チクチク感)

血流遮断により神経も影響を受け、冷感やしびれ、チクチクとした異常感覚が出現する場合があります。

これも危険なサインのひとつです。

壊死の救命処置

壊死が疑われる場合は1分1秒を争う対応が必要です。

適切な処置を迅速に行えるかどうかが予後を大きく左右します。

最優先はヒアルロン酸溶解(ヒアルロニダーゼ)注射

ヒアルロニダーゼによって詰まったヒアルロン酸を分解する処置が第一選択です。

症例に応じて高用量・反復投与が必要になることもあり、できるだけ早い時点で投与することが推奨されています。

血流改善処置(温熱・マッサージ・血管拡張薬など)

温熱による血管拡張や軽度のマッサージで血流を補助することがあります。

また、血管拡張薬や抗血小板薬を併用する場合もありますが、医師の判断が不可欠です。

感染予防・抗血小板療法・高圧酸素療法などの併用治療

壊死が強く疑われる場合には、感染予防のための抗生剤投与や高圧酸素療法による血流改善の補助が行われることがあります。

これにより組織の回復を助けることが期待されます。

壊死が進行した場合の外科的処置・皮膚移植

壊死が進行してしまった場合には、壊死組織の切除や皮膚移植といった外科的処置が必要になります。

これにより見た目や機能の改善を図りますが、瘢痕や変形などの後遺症が残る可能性もあります。

壊死は稀ではあるものの、一度起これば重大な結果を招きます。

予防のためには経験豊富な医師に施術を受けること、そして施術後に少しでも異常を感じたら直ちに医師へ相談することが何より重要です。

膨らみ・凸凹・左右差などのお悩みも
ヒアルロン酸溶解で
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ヒアルロン酸の後遺症外来ならグラムルールクリニックへ

グラムルールクリニック (2)

ヒアルロン酸注入後に起こるしこりや固まった部分は、放置すると形の崩れや違和感、最悪の場合、壊死してしまう原因になります。

当院では、これらを安全に溶解し、自然な形に修正することが可能です。

後遺症で起きた症状を改善し綺麗な状態へ

また、溶かした部位に対して再注入する際には、同じトラブルが起こらないよう適切な方法で施術します。さらに、溶解によりたるんでしまった皮膚に対してはタイトニングを行い、見た目のバランスを整えます。

ヒアル修正に強い院長が対応

藤林医師

形成外科専門医であり、日本美容外科学会(JSAPS)の正会員として10年以上の経験を積んできた院長が執刀します。

これまで多くのヒアルロン酸後遺症の修正を手がけてきたため、トラブルが複雑なケースでも適切に対応可能です。

専門性の高い医師が施術を行うことで、安全性と仕上がりの満足度を両立しています。

海外からの患者様も安心のサポート体制

当院では、海外からお越しの患者様にも各種美容医療を安心して受けていただける体制を整えております。院長が英語で直接ご説明できるほか、中国語など多言語の通訳サポートもご利用いただけます。

At our clinic, we have established a system that allows patients from overseas to receive a wide range of aesthetic treatments with peace of mind.
The director is fluent in English and able to provide direct explanations. In addition, multilingual interpretation support, including Chinese, is available.

医師紹介
藤林万里子院長
藤林 万里子
(GLAMRULE CLINIC GINZA 院長)
東京美容外科銀座院の院長として、多くの患者様の悩みに寄り添ってきた経験を活かし、銀座にグラムルールクリニックを新たに設立。
「女性による女性のためのクリニック」をコンセプトにしながら安全性と自然な仕上がりを重視した美容医療を提供しています。
ヒアルロン酸注入のトラブルを始めとする美容整形に関するお悩みがありましたら気兼ねなくLINEからご相談ください。
主な資格
  • 日本形成外科学会 認定専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
経歴
  • 2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
  • 2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
  • 2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長
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GLAMRULE CLINIC GINZA-グラムルールクリニック銀座-

                   

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CURA GINZA10階
東京メトロ日比谷線
都営浅草線 東銀座駅
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