肌荒れやニキビ跡に!リジュランヒーラーの効果

年齢とともに増えるシワやたるみ、繰り返す肌荒れやニキビ跡。

そんなお悩みに根本からアプローチできる治療として注目されているのが「リジュランヒーラー」です。

美容先進国・韓国で誕生し、いま日本の美容クリニックでも導入が進むこの注入治療は、従来のヒアルロン酸やボトックスとは異なり、「肌そのものの再生力」を高める点が最大の特徴です。

本記事では、リジュランヒーラーの仕組みや効果、種類ごとの違いを解説します。

目次

目次を生成中…

リジュランヒーラーとは

リジュランヒーラーとは、サーモン由来のポリヌクレオチド(PN)という成分を主成分とする、肌の再生力を高める注入治療です。

従来のヒアルロン酸やボトックスとは異なり、肌そのものの再生を目的としているのが大きな特徴です。

特に老化やダメージによって機能が低下した皮膚に働きかけ、ハリや弾力のある若々しい肌へと導きます。

PNはDNAの一種であり、生体適合性が高く、細胞の修復や再生を促す働きがあります。

医療現場では創傷治療や眼科手術にも使用されており、その高い安全性と効果が認められています。

リジュランとリジュランヒーラーの違い

リジュランヒーラーは、リジュランシリーズの中でも特に美容皮膚科領域で使用される製剤です。

リジュラン自体はPNのみを含む製剤であり、皮膚の再生に特化しています。

一方、リジュランヒーラーはヒアルロン酸やリドカイン(麻酔成分)が追加されており、より保湿力や施術時の快適さが考慮されています。

また、リジュランヒーラーには複数の種類が存在し、それぞれ適応部位や肌質に応じて選択されます。

施術目的に合わせて最適な製剤を選ぶことが、効果を最大限に引き出すポイントです。

種類別リジュランヒーラーの特徴

リジュランヒーラーには主に3種類があり、それぞれの特性は以下の通りです。

製剤名特徴主な適応部位
リジュラン(基本タイプ)中程度の粘度で汎用性が高い顔全体、首、デコルテ
リジュラン-i柔らかくデリケートな部位向け目元、口元など皮膚の薄い箇所
リジュラン-s粘度が高くボリューム補填に優れるニキビ跡、クレーター、傷跡

それぞれの特徴を理解し、部位や目的に応じて使い分けることが重要です。

リジュランヒーラーの効果とメカニズム

リジュランヒーラーは、肌の自己再生力を引き出すことで、複合的な美容効果を発揮します。

単なる保湿やシワ改善だけでなく、肌そのものの若返りを促進する治療です。

皮膚再生のメカニズム

ポリヌクレオチド(PN)は、線維芽細胞を活性化させ、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。

さらに毛細血管の再生を助けることで、血流が改善し、細胞の代謝も向上します。

これにより、肌の内側からふっくらとしたハリが生まれ、トーンアップ効果も期待できます。

エイジングケアに関する効果

リジュランヒーラーは、加齢により失われたハリや弾力を回復させる効果があり、特に目元や口元の細かいシワに対して高い改善効果を示します。

肌が内側からふっくらと持ち上がるようなリフティング効果もあり、自然な若返りが可能です。

美肌・美白への影響

治療によって肌の水分保持力が高まり、キメが整って毛穴も引き締まります。

さらに、肌のターンオーバーが正常化されることでくすみが軽減され、明るく透明感のある肌へと導かれます。

肌トラブル改善へのアプローチ

リジュランヒーラーは、ニキビ跡や傷跡、毛穴の開きといった肌トラブルにも効果があります。

特にリジュラン-sはボリューム補填に優れており、凹凸のある肌を滑らかに整えるのに適しています。

また、皮脂分泌のコントロールにも寄与し、肌バリア機能の強化にもつながります。

リジュランヒーラー施術の流れと注意点

リジュランヒーラーの施術は、医師の診察に基づいて適切な製剤と注入方法が選ばれます。

初回の施術から数週間で肌質の改善が実感できることが多く、ダウンタイムも比較的短いのが特徴です。

施術内容と流れ

施術は洗顔後、麻酔クリームまたは笑気麻酔を使用しながら行われます。

注入方法には手打ちと機械注入があり、目的や部位によって使い分けられます。

1回の施術時間は30〜60分程度で、当日からメイクが可能な場合もあります。

効果の実感時期と持続性

効果の実感は施術後2〜3週間程度で現れ始め、肌のハリや潤いが増していきます。

1回の施術でも一定の効果がありますが、3〜4回の施術を繰り返すことでより長期的な改善が期待できます。

持続期間は数ヶ月〜半年ほどで、その後は定期的なメンテナンス施術が推奨されます。

痛みの程度と対応策

リジュランヒーラーは製剤の粘度が高いため、注入時に痛みを感じやすいという声もあります。

これに対しては、リドカイン配合の製剤を使用したり、麻酔を併用することで痛みを最小限に抑えることができます。

安全性・副作用

PNは高い生体適合性を持つため、アレルギー反応などの重篤な副作用は少ないとされています。

ただし、注入直後には軽度の赤みや腫れ、内出血が起こることがありますが、これらは通常1〜2日で自然に軽快します。

リジュランヒーラーが向いている人

リジュランヒーラーは、年齢や肌質を問わず、様々な肌悩みに対応できる万能な施術です。

特に、加齢によるシワやたるみ、乾燥肌、ニキビ跡など、肌の再生を必要とする方に適しています。

リジュランヒーラーが向いている人

小ジワや肌のハリ不足、毛穴の開きなど、エイジングサインが気になり始めた方に最適です。

また、肌質改善を目的とした若年層のニキビ跡ケアにも効果があります。

目元などのデリケートな部位にも使用可能なため、全顔のトータルケアが可能です。体の再生やエイジングケアには「リジュランヒーラー(基本タイプ)」、ニキビ跡や凹凸の改善には「リジュラン-s」が適しています。

リジュランヒーラーが向いていない人

リジュランヒーラーは肌再生に優れた効果を持つ治療法ですが、すべての人に適しているわけではありません。

まず、魚由来成分(特にサーモンDNA)に対するアレルギーを持つ方は、重大なアレルギー反応を引き起こす可能性があるため、施術を避ける必要があります。

また、妊娠中や授乳中の方はホルモンバランスが不安定であることから、安全性の観点から多くのクリニックでは施術を控えるよう勧めています。

さらに、自己免疫疾患や重度の皮膚疾患(アトピー、皮膚炎など)を抱えている方は、注入によって症状が悪化するリスクがあるため、慎重な判断が求められます。

過去に美容注射で強い副反応を経験したことがある方も、事前に医師に相談することが大切です。

リジュランヒーラーの効果を最大化するために

リジュランヒーラーの効果を十分に引き出すためには、適切な施術計画とアフターケアが欠かせません。

以下のポイントを押さえることで、より長く美しい肌を維持することができます。

推奨される施術頻度

初回は2〜3週間おきに3〜4回の施術を受けるのが一般的です。

その後は、半年〜1年に1回程度のメンテナンスを行うことで、効果を長期間維持できます。

施術後の自宅ケア

施術後は肌が敏感な状態になるため、十分な保湿と紫外線対策が重要です。

刺激の強いスキンケア製品の使用は避け、肌を優しく労わることが回復を早めるポイントです。

医師紹介
藤林万里子院長
藤林 万里子
(GLAMRULE CLINIC GINZA 院長)
東京美容外科銀座院の院長として、多くの患者様の悩みに寄り添ってきた経験を活かし、銀座にグラムルールクリニックを新たに設立。
「女性による女性のためのクリニック」をコンセプトにしながら安全性と自然な仕上がりができる豊胸施術を専門に美容医療を提供しています。
豊胸施術を始めとする美容整形に関するお悩みがありましたら気兼ねなくLINEからご相談ください。
主な資格
  • 日本形成外科学会 認定専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
経歴
  • 2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
  • 2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
  • 2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長

GLAMRULE CLINIC GINZA-グラムルールクリニック銀座-

                   

東京都中央区銀座5-12-6
CURA GINZA10階
東京メトロ日比谷線
都営浅草線 東銀座駅
徒歩1分

オンラインでのご予約はこちら

お電話でのご予約はこちら

03-6264-3207

受付時間:10:00~19:00 休診日:不定休

      今週27名のご予約が入ってます