- 日本形成外科学会 認定専門医
- 日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
- 2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
- 2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
- 2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長
脂肪注入による豊胸手術は、「自分の脂肪を使うから安全」「自然な仕上がりが叶う」といった理由で人気を集めています。
しかし、実際の経過をたどってみると、想像と異なる結果に戸惑う方も少なくありません。
本記事では、脂肪豊胸を2回受けたうえで最終的にシリコンバッグへ切り替えた女性のインタビューをもとに、術後の経過とそこから生まれた「後悔」のリアルを追います。選択に迷っている方にとって、長期的な視点で最適な方法を見極めるヒントになるはずです。
脂肪豊胸を受けた直後、最初に感じたのは想像以上の痛みと腫れ。
術後は立ち上がることすらできず、トイレに行くのもひと苦労だったようです。
また、脂肪を太ももから吸引し、胸に注入したことで、両方に内出血が現れ、足は象のようにパンパンに腫れ上がったとのこと。
日常生活にも支障をきたし、本当に大変な数日間を過ごしたと振り返ります。
このように、脂肪豊胸では脂肪吸引を伴うため、ダウンタイムが強く出やすい傾向にあります。
一方で、術直後のバストはしっかりとボリュームが出ており、見た目の変化に対しては一時的な満足感もあったといいます。
300ccというしっかりとした注入量により、「理想の形に近づいた」と思えた瞬間もあったようです。
しかし…。
術後1ヶ月を過ぎたあたりから、胸のサイズに変化が出始めたと話します。
下着が合わなくなり、ブラジャーがパカパカ浮いてしまうようになったとのこと。
腫れが引いたことで注入した脂肪の一部が吸収され、ボリュームが減っていったといいます。
脂肪の定着を願って、毎日グレープフルーツを食べたり、鶏肉を意識して摂ったりと、食事面でも努力を続けたそうです。
しかし、こうしたケアを行っても効果は限定的で、2回目の施術でも目に見えるような違いはなかったといいます。
「次こそは」と臨んだ2回目の施術でしたが、結果は1回目と同様で、時間の経過とともに再びボリュームが減少。
「また戻ってしまった」「理想に届かない」という焦燥感が強まり、精神的にも落ち込んだと語っています。
脂肪注入豊胸を受けたクリニックでは、もう一回やれば理想になると言われたが、心が折れてやる気になれなかったそうです。
2回目では別の部位から脂肪を採取したため、体への負担もさらに大きくなったそうです。
また、バストラインに左右差が生じ、「自然に仕上がるはずが、逆に気になる部分が増えてしまった」とのこと。
脂肪注入は”自然で安全”と思い込んでいたことが、結果的に選択ミスにつながったと振り返っています。
異物ではないという安心感があったものの、定着率や注入方法、体質によって結果が大きく左右されるという現実に直面することになりました。
2回の施術を経ても理想に届かなかったことで、「もっと早くリスクを理解していれば」と強く感じたそうです。
かかった費用や時間、そして体へのダメージを総合的に見たとき、「本当にやってよかったのか」と悔しさが残ったといいます。
当初は怖さから選択肢にすら入らなかったシリコンバッグでしたが、SNSや症例写真を見ていく中で、「戻らない胸を手に入れたい」という気持ちが高まり、決断に至ったといいます。
シリコンバッグ豊胸は芸能人やインフルエンサーが選んでいることも後押しになったそうです。
シリコンバッグ手術後は、これまでと明らかに異なる経過を実感。
内出血はほとんどなく、術後1ヶ月時点で「ほぼ完成形」と言える仕上がりに。
左右差の調整もしっかり行われ、理想とする形に近づけたことに満足できたそうです。
満足度を左右するのは、形が維持されること、そして施術後の日常生活にどれだけストレスなく馴染めるかという点です。
この2つを基準に、自分の目的や優先順位に合った方法を選ぶことが、後悔のない豊胸につながります。
脂肪注入は、一時的なボリュームアップを得られても、時間とともに脂肪が吸収されてサイズダウンする可能性が高い。
一方、シリコンバッグは形が安定しやすく、ダウンタイムも比較的軽い。長期的に理想の形を維持したいなら、時間の経過に強い選択肢を選ぶべきです。
グラムルールクリニックでは、より大きくしたい要望にかなえるために、特注のシリコンバッグをご用意できます。
グラムルールクリニックでは、日本形成外科学会認定の形成外科専門医である院長・藤林万里子医師が、豊胸術をはじめとした胸部に関する高度な施術を、10年以上にわたる経験と技術をもって一貫して担当します。
完全直視下法とは、小さな傷からLEDスコープライトを用いて隅々まで観察しながら剥離をし、バッグを挿入するスペースを作る方法です。
剥離範囲をミリ単位で調整することで、綺麗なバストラインを形成します。 また出血を限りなくゼロに抑えられるので、内出血も少なくダウンタイムを軽減します。組織へのダメージも少ないため、術後のお痛みも抑えられます。
グラムルールクリニックは「女性による女性のためのクリニック」を掲げており、院長をはじめ施術スタッフも女性が中心です。
そのため、胸まわりのデリケートな悩みを、感性の近い「女性の目線」で丁寧にくみ取ってもらえる点が大きな安心感につながります。男性医師には相談しにくい繊細なお悩みも、女性医師だからこそ寄り添った対応が可能です。
また、近年問題に取り上げられる術後の男性医師によるトラブル等の心配もありません。