- 日本形成外科学会 認定専門医
- 日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
- 2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
- 2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
- 2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長
目の下のクマやたるみに悩む多くの人に選ばれている裏ハムラ法。
施術直後の変化に満足しても、この効果は10年後も続くのか、将来どんな見た目になるのかと不安に思う方も少なくありません。
本記事では、裏ハムラ法の長期的な効果や10年後の見た目の変化、リスク要因、持続性を高めるための対策について解説します。
裏ハムラ法は、下まぶたの眼窩脂肪をくぼみに移動させることで、目の下の膨らみと影を同時に改善する手術です。
しかし、10年という長期的なスパンでは、加齢による皮膚や筋肉の緩みによって、脂肪が再度前方へ移動したり、膨らみが目立つようになる可能性があります。
ただし、適切に施術されていれば、脂肪を除去せず再配置する裏ハムラ法は、再発リスクが比較的低いとされています。
10年の経過の中で避けられないのが皮膚の老化です。
裏ハムラ法は皮膚を切らずに行う施術であるため、皮膚そのもののたるみやしわに対しては直接的なアプローチがありません。
そのため、術後しばらくは良好な見た目を保てても、年齢とともに皮膚が緩んできて影クマが再び目立つことがあります。
紫外線対策や日常的なスキンケアが、長期的な結果の維持には重要です。
術後直後は自然な仕上がりでも、時間の経過とともに左右差や凹凸が出てくることがあります。
これは、脂肪の吸収具合や皮膚の伸縮性、骨格の左右差などが影響します。
特に加齢による骨の変化や表情筋の使い方の癖が、非対称性の一因となることがあります。仕上がりの自然さを保つためには、施術時の緻密なバランス調整が重要です。
脂肪の移動量が過剰だった場合、へこみすぎてしまい、逆に疲れた印象になってしまうことがあります。一方、移動量が足りない場合は、クマの改善が不十分になったり再発しやすくなったりします。これらは術直後には分かりにくく、年数が経ってから目立ってくることもあります。脂肪移動の精度は医師の技術力に大きく依存するため、実績のあるクリニックを選ぶことが重要です。
裏ハムラ法は結膜側からアプローチするため、表面の皮膚には傷が残らないという利点がありますが、結膜への負担がかかることでドライアイや軽度の結膜炎が起こることもあります。また、皮膚そのものにたるみが残っていた場合、経年でしわが深くなったり、皮膚の薄さが目立ったりする可能性もあります。術後のスキンケアや定期的なチェックが大切です。
ごく稀ではあるものの、術後年数が経過することで瞼の外反(眼瞼外反)や、まぶたの開閉時の違和感が生じることがあります。これらは術後の癒着や筋肉の変化が影響するものであり、長期的なフォローアップが推奨される理由の一つです。乾燥感や異物感といった感覚の変化が生じた場合は、早期に医師に相談することが望まれます。