- 日本形成外科学会 認定専門医
- 日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
- 2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
- 2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
- 2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長
この記事では、シリコンバッグ豊胸を専門とする当院の視点から、ベラジェルの特徴や後悔しないインプラント選びのポイントついて丁寧にご紹介します。
韓国の厚生相(MFDS:Ministry of Food and Drug Safety)は、2020年11月13日、BellaGel(ベラジェル)シリーズのインプラントについて義務的リコール(製造停止と回収)処分を発表しました。
これは、審査申請時に使われているはずのない5種類の未申告素材が使用されていたためで、同社は生産停止6か月の行政処分を受けました。(ソース:https://americanmedspa.org/blog/hansbiomed-assessed-penalty-by-south-korean-ministry-of-food-and-drug-safety)
ベラジェルは、韓国のHansBiomed社が開発した第5世代のシリコンバッグで、特に「アジア人の体型に合う柔らかさとフォルム」を追求して設計されていました。
表面はスムースタイプで、内部には柔軟性の高いコヒーシブシリコンジェルが使用されており、「自然な触感」を重視したい方に人気がありました。
ただし、柔らかく、表面がツルツルなだけに、シワ、バッグの輪郭が浮きやすい、バッグがずれるという特徴もあり、痩せ型の方や皮膚が薄い方にとっては注意が必要です。
比較項目 | ベラジェル |
---|---|
柔らかさ | ◎ |
表面構造 | スムース(つるつる) |
外膜構造 | 比較的薄い |
安全性 | 過去 一部素材に疑問報道あり |
動き・形状保持 | 自然だが変形しやすい |
以下のような状況に当てはまる方は、バッグの入れ替えを前向きにご検討いただくことをおすすめします。
状況 | 内容 |
---|---|
しこりや違和感がある | 被膜拘縮や内容物の劣化が進行している可能性 |
豊胸後5年以上経過 | 多くのバッグは10年前後で入れ替え推奨されることが一般的 |
安全性に不安を感じている | ベラジェルに関する報道を受けて心理的な不安がある方も対象です |
当院では、不安な気持ちだけで判断するのではなく、医学的な評価をもとに「入れ替えたほうがいいかどうか」を正確にご説明しています。
当院では、ベラジェルからのバッグ入れ替えに対応しており、モティバやペアルなど、安全性と自然さを両立した製品をご用意しています。
ご希望や体型に応じて、最適なインプラントを一緒に選びながら進めていくので、「不安だけど、どうしたらいいか分からない」という方にもご安心いただけます。術後の検診やトラブル対応も含め、アフターケア体制も整えております。
当院ではこれまで多くの患者様の修正手術を手掛けており、その一人ひとりに合わせた細やかな対応を大切にしています。
他院で施術を受けた方でも安心してご相談いただけるよう、丁寧なカウンセリングとアフターケアを心がけています。
当院では、全ての豊胸手術において「完全直視下法(かんぜんちょくしかほう)」を導入しています。完全直視下法とは、小さな切開から専用のLEDスコープライトを用いて、胸の内部を隅々まで観察しながらバッグを入れるスペースを精密に作る方法です。
剥離範囲をミリ単位で調整できるため、仕上がりのバストラインが非常に美しく整います。また、出血量を限りなくゼロに近づけることができるため、術後の内出血や腫れが少なく、ダウンタイムを軽減できるのが特長です。
組織へのダメージも最小限に抑えられるため、術後の痛みも少なく、快適な回復を目指せます。
形成外科専門医は高度な専門性を求める資格です。
医師免許取得後、6年以上経過し、2年間の初期臨床研修の後、認定施設での4年以上の形成外科研修に加え、学会講習会への参加や論文発表などの要件を満たし、資格試験に合格する必要があります。
当院は形成外科専門医による豊胸修正や再建などの複雑な施術に対応しています。
当院の豊胸術はとりあえず胸を大きくしておけばいいというものではありません。
胸の形は個性様々です。
胸の形だけでも7種類に分類でき、そこから少し離れている乳や左右差、胸の広がりなど細かに分類されます。
相談者様の理想の形に合わせて、どのようにアプローチしていくのかをカウンセリングで細かく見て決めていくのが当院の再構築の特徴です。
そのため1回の豊胸術で満足されるお客様が多いです。(他では何度も豊胸が必要なことも多いようですが‥。)
カウンセリングは完全無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。
当院では、海外からお越しの患者様にも各種美容医療を安心して受けていただける体制を整えております。院長が英語で直接ご説明できるほか、中国語など多言語の通訳サポートもご利用いただけます。
At our clinic, we have established a system that allows patients from overseas to receive a wide range of aesthetic treatments with peace of mind.
The director is fluent in English and able to provide direct explanations. In addition, multilingual interpretation support, including Chinese, is available.