デュアルプレーン法のデメリットとメリット・向いている人向いてない人

デュアルプレーン法 デメリット

「痩せ型でも自然に仕上がるって本当?」

「2カップ以上大きくしたいけど、バレたくない…」

そんなお悩みを抱える方に注目されているのが、デュアルプレーン法です。大胸筋下と乳腺下、両方のメリットを活かしたこの豊胸術は、ナチュラルな見た目としっかりとしたサイズアップの両立が可能です。

本記事では、デュアルプレーン法の仕組み・メリット・デメリットをわかりやすく解説しながら、どんな人に向いているのか、どんな注意点があるのかを丁寧にお伝えします。

デュアルプレーン法とは

手術の仕組み(上部を大胸筋下、下部を乳腺下に配置)

デュアルプレーン法

デュアルプレーン法とは、インプラント(豊胸バッグ)の上側を大胸筋の下に、下側を乳腺の下に配置する手術法です。

上部は筋肉で覆うことで自然なデコルテを描き、下部は乳腺の下に置くことで丸みを持ったバストラインを作り出します。この構造により「両方の良いところを取り入れた」方法として人気です。

乳腺下法との違い

乳腺下法とは、バッグを乳腺の下にだけ挿入する方法です。

自然な動きと柔らかさが得られ、痛みも少ない点が魅力ですが、痩せ型の方ではバッグの輪郭が見えやすく不自然に感じることがあります。一方、デュアルプレーン法は上部を筋肉でカバーすることにより、その点をしっかりと補っています。

大胸筋下法との違い

大胸筋下法は、バッグを大胸筋の下に完全に置き、輪郭が目立ちにくくなりますが、筋肉の収縮によりバストが硬くなったり動いたりする「アニメーション変形」が起こりやすく、痛みも強めです。

デュアルプレーン法では、下部を乳腺下に置くことで、変形を抑えながらも大胸筋下のメリットを生かしています。

デュアルプレーン法のメリット

痩せ型でも自然な仕上がりを実現

痩せ型で皮下脂肪が薄い方は、バッグの輪郭が出やすく不安に感じることが多いですが、デュアルプレーン法ならその心配も少なくなります。上部を筋肉でカバーし、下部は乳腺に支えられるため、自然な丸みと滑らかさが同時に得られます。

バストラインの滑らかさ・丸みの強化

上部は大胸筋が滑らかなデコルテを演出し、下部は乳腺下の自然なアーチを作り出します。結果として、バスト全体のラインがしなやかに上品な印象に整います。「この丸みが嬉しい」と感じる患者様の声も多く、満足度の高い仕上がりが期待できます。

バッグのズレや変形(アニメーション変形)の抑制

大胸筋下法で気になりがちな、腕を使った動作時の形状変化(アニメーション変形)が抑えられるのもデュアルプレーン法の強みです。筋肉と乳腺の両方でバッグが支えられることで、自然なバストの動きと安定感が両立します。

大きなバッグ挿入が可能

筋肉下にスペースを確保することで、デュアルプレーン法では乳腺下法よりも大きめのバッグにも対応しやすくなります。

たとえ、500ccクラスのシリコンバッグも適切な設計と技術があれば十分に挿入可能で、実際にしっかりと2〜3カップ以上のサイズアップを希望される方に選ばれることが多いです。

ただし、体格や胸の幅に対して極端に大きなサイズを選ぶと、バッグの位置ズレや皮膚への負担が生じることもあるため、術前にしっかりとサイズシミュレーションを行い、ご自身に最適なバランスを見極めることが大切です。

身体的負担・出血の軽減できる

直視下や特殊器具(例:高周波止血)を使うことで、大胸筋の剥離による出血を抑えながら、痛みや腫れも軽減できます。当院では電気メスと直視下技術を用い、術後の負担をできる限り穏やかにする工夫をしています

デュアルプレーン法のデメリット・注意点

術後の痛みが強めになりやすい

筋肉を剥離するため「筋肉痛に近い痛み」が数日間続く可能性があります。痛みに敏感な方は心配されることも多いですが、当院では電気メスと長時間麻酔薬の併用で痛みを和らげる工夫をしています。

施術時間増・高い技術力が必要

乳腺下と筋肉下のミックス手術となるため、処置工程が複雑になり、手術時間は乳腺下法と比べて延びる傾向があります。当院ではデュアルプレーン法の施術件数が多い院長が丁寧に施術を行い、自然な仕上がりとともに安全性も重視しています。

ダウンタイムがやや長くなる可能性

一般的に1〜2週間は腫れや張りを感じやすく、腕を大きく上げるような動作でも痛みが出ることがあります。当院では電気メスと直視下技術を用いることで、回復を早める傾向をこれまでの経験から実感しています。

被膜拘縮や感染、感覚異常のリスク

被膜拘縮(カプセル拘縮)や感染、感覚の変化はいずれのシリコンバッグ豊胸にも共通するリスクです。当院では手術前の説明から術後の定期検診まで、安全性を確認しながらしっかりフォローしています。

デュアルプレーン法に向いている人・向いていない人

デュアルプレーン法が向いている人

痩せ型で皮下が薄く、自然な仕上がりを望む人

痩せ型の方や皮下脂肪が少ない方は、従来の豊胸法ではバッグの輪郭が浮き出てしまうのが悩みのひとつです。

デュアルプレーン法は、上部を筋肉で覆うことで自然なデコルテを再現できるため、触り心地も見た目も非常にナチュラルに仕上がります。

「痩せているから豊胸できないかも…」と心配されている方にも、選ばれることが多い方法です。

明確に2〜3カップ以上のバストアップを希望する人

「しっかりサイズアップしたい」「理想のボディラインに近づきたい」という方には、バッグの大きさを柔軟に調整できるデュアルプレーン法が適しています。

筋肉下に十分なスペースを確保できるため、乳腺下法よりも大きなサイズのシリコンバッグを安全に入れやすくなります。サイズアップと自然さを両立したい方にとって、有力な選択肢です。

筋肉活動による変形を避けたい人

運動をしたときにバストが不自然に動く「アニメーション変形」が気になる方にも、この方法は適しています。

筋肉と乳腺の両方でバッグを支える構造により、安定感が高く、動きによる形の変化を最小限に抑えることができます。特にヨガやフィットネスなど日常的に体を動かす方にとって、安心感のある設計です。

向いていない・注意が必要な人

強い痛みや長めのダウンタイムに抵抗がある人

デュアルプレーン法は筋肉を一部剥離するため、術後に筋肉痛のような痛みを感じる方が多いです。1週間ほどは腕を大きく動かしづらかったり、仕事や家事に支障が出ることもあります。

痛みに弱い方や、ダウンタイムを最小限にしたいというご希望が強い方は、乳腺下法など他の方法も視野に入れると良いでしょう。

激しいスポーツを日常的に行う人

日常的にスポーツや筋トレを行っている方は、術後しばらくの間、筋肉に強い負荷をかけることができません。

特に上半身を使う運動は1カ月ほど控える必要があり、競技レベルの運動をされている方には生活への影響が出やすい傾向があります。

スケジュールを調整できるかどうか、事前によく検討することが大切です。

定期検診を受けられないライフスタイルの人

デュアルプレーン法に限らず、シリコンインプラントを用いた豊胸は定期的な経過観察が重要です。被膜拘縮や位置ズレなどを早期に発見し、適切に対処するためには術後も医師のチェックが欠かせません。

長期の出張が多い方や、医療機関に定期的に通うのが難しい方は、術後のケアをどう行うかも含めて慎重に検討しましょう。

デュアルプレーン法で豊胸するならグラムルールクリニックへ

当院では施術実績が豊富

当院ではこれまで多くの患者様にデュアルプレーン法をご提供しており、その一人ひとりに合わせた細やかな対応を大切にしています。

「痩せ型で輪郭が目立つのが不安」「大きめサイズにしたいけれど自然さも大事」というご要望に対しても、納得いただける仕上がりを追求しています。

初めての豊胸手術でも安心してご相談いただけるよう、丁寧なカウンセリングとアフターケアを心がけています。

完全直視下法だから傷は最小限

当院では、全ての豊胸手術において「完全直視下法(かんぜんちょくしかほう)」を導入しています。完全直視下法とは、小さな切開から専用のLEDスコープライトを用いて、胸の内部を隅々まで観察しながらバッグを入れるスペースを精密に作る方法です。

剥離範囲をミリ単位で調整できるため、仕上がりのバストラインが非常に美しく整います。また、出血量を限りなくゼロに近づけることができるため、術後の内出血や腫れが少なく、ダウンタイムを軽減できるのが特長です。

組織へのダメージも最小限に抑えられるため、術後の痛みも少なく、快適な回復を目指せます。

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