豊胸の大胸筋下法とは?本当に最適な人としない方がいい人

豊胸の大胸筋下法とは?本当に最適な人としない方がいい人

シリコンバッグを使った豊胸手術を検討している方にとって、どの手術方法を選ぶかは非常に重要な決断です。

特に、大胸筋下法はAカップやBカップから大幅なサイズアップを希望する方や、痩せ型の体型の方に適した手術方法として注目されています。

しかし、大胸筋下法には他の手術方法にはないメリットとデメリットがあり、最近では改良版のデュアルプレーン法も登場しているため、どれを選べば良いのか迷う方も多いでしょう。

本記事では、大胸筋下法の基本から他の手術方法との違い、適応となる方の特徴、術後の経過まで詳しく解説していきます。

目次

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シリコンバッグ豊胸の大胸筋下法とは

大胸筋下法は、大胸筋と小胸筋の間にシリコンバッグを挿入する豊胸手術の方法です。 

この方法では、厚みのある大胸筋がシリコンバッグを覆うため、触れた際にインプラントの感触が目立ちにくく、自然な仕上がりを実現できます。

特に、もともとのバストが小さい方や皮膚が薄い方でも、筋肉がインプラントの輪郭をカバーするため、シリコンバッグの形が浮き出にくいという特徴があります。

手術では腋窩(ワキの下)またはアンダーバストから3~4cm程度切開し、大胸筋を一部剥離してシリコンバッグを挿入するため、高い技術と経験が必要とされる手術方法でもあります。

大胸筋下法のメリット・デメリット

大胸筋下法の最大のメリットは、痩せ型の方でも自然な仕上がりになりやすく、インプラントの感触が目立ちにくいことです。

また、筋肉がインプラントを覆うため、カプセル拘縮(インプラント周囲の被膜が硬くなる現象)のリスクが他の方法より低く、長期的な形状維持も期待できます。

さらに、大幅なサイズアップを希望する方でも、筋肉のサポートにより理想的なバストラインを作ることが可能です。

一方、デメリットとしては、大胸筋を切開するため術後の痛みが強く、回復に時間がかかることが挙げられます。

痛みのピークは術後2~3日間続き、日常生活への完全な復帰まで1~2週間程度必要になることが多いです。

また、筋肉の収縮により、力を入れた際にバストが不自然に動く「アニメーション変形」が起こる可能性もあるため、運動習慣がある方は注意が必要です。

大胸筋下法と他の手術方法との比較

乳腺下法との違い

乳腺下法は乳腺の下にシリコンバッグを挿入する方法で、大胸筋下法と比べて自然な柔らかさと動きを実現しやすいのが特徴です。

筋肉を切らないため、術後の痛みが少なく回復が早いというメリットがありますが、痩せ型の方や乳腺組織が少ない方では、インプラントの輪郭が浮き出やすいという問題があります。

触り心地については、乳腺下法の方がより自然で柔らかい感触になる傾向がありますが、適応となる体型に制限があるため、医師との十分な相談が必要です。

費用面では、手術の複雑さが異なるため、大胸筋下法の方がやや高額になることが一般的です。

筋膜下法との違い

筋膜下法は大胸筋を包む筋膜の下にシリコンバッグを挿入する方法で、大胸筋下法と乳腺下法の中間的な特徴を持つ手術方法です。

筋肉の影響を受けにくいため、動いた際に形が崩れにくく、適度な柔らかさと自然な動きを両立できます。

大胸筋下法と比較すると、筋肉を大きく切開しないため術後の回復が比較的スムーズで、アニメーション変形のリスクも軽減されています。

ただし、痩せ型の方や皮下脂肪が少ない方では、大胸筋下法ほどシリコンバッグの輪郭を隠す効果は期待できないため、体型に応じた適切な選択が重要になります。

デュアルプレーン法の違い

デュアルプレーン法は従来の大胸筋下法の欠点を改善した手術方法で、大胸筋の一部を骨から切り離すことでアニメーション変形を軽減します。

デュアルプレーン法

完全直視下デュアルプレーン法では、専用の器具を用いて胸の中を直接観察しながら手術を行うため、従来の大胸筋下法で問題となっていた「シリコンが上にズレる」「力を入れると硬くなる」といったデメリットを最小限に抑えることができます。

また、出血を限りなくゼロにする技術により、従来必要だったドレーン(血抜きの管)も不要となり、カプセル拘縮のリスクも軽減されています。

デュアルプレーン法をできる医師は少ないため、どのクリニックでもできるわけではありません。当院では指名料なしで院長によるデュアルプレーン法での豊胸が可能です。

どの方法を選ぶべきか

手術方法の選択は、体型、希望するサイズアップの程度、ライフスタイルを総合的に考慮して決定することが重要です。

痩せ型でAカップ・Bカップから大幅なサイズアップを希望する方には大胸筋下法またはデュアルプレーン法が適しており、特にアニメーション変形を避けたい方にはデュアルプレーン法がおすすめです。

一方、もともとバストにボリュームがあり自然な柔らかさを重視する方には乳腺下法が、バストの下垂が気になる方や筋肉が発達している方には筋膜下法が向いています。

また、術後の痛みを最小限に抑えたい方は乳腺下法や筋膜下法を、カプセル拘縮のリスクを最も低く抑えたい方は大胸筋下法系の術式を選択することで、より満足度の高い結果を得ることができます。

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大胸筋下法が適している人の特徴

痩せ型・皮膚が薄い方に最適

大胸筋下法は、痩せ型の体型や皮膚が薄い方に最も適した豊胸手術の方法です。

BMI値が低く皮下脂肪が少ない方の場合、乳腺下法や筋膜下法では、シリコンバッグの輪郭や形がくっきりと浮き出てしまい、不自然な見た目になるリスクがあります。

しかし、大胸筋下法では厚みのある筋肉がインプラントを覆うため、痩せている方でもシリコンバッグの存在が分からない自然な仕上がりを実現できます。

特に、肋骨が浮き出やすい体型の方や、もともと乳腺組織がほとんどない方でも、安心して豊胸手術を受けることが可能になります。体重が45kg以下の方や、胸囲と腹囲の差が少ない方には、特に大胸筋下法が推奨されることが多いです。

大幅なサイズアップを希望する方

AカップやBカップから2カップ以上の大幅なサイズアップを希望する方にとって、大胸筋下法は最も安全で自然な結果を得られる手術方法です。

大容量のシリコンバッグを挿入する場合、乳腺下法では皮膚や乳腺組織に過度な負担がかかり、形の維持が困難になったり、不自然な形になったりするリスクがあります。

しかし、大胸筋下法では筋肉がインプラントをしっかりとサポートするため、300cc以上の大容量バッグでも安定した位置に固定され、長期的に美しいバストラインを維持することができます。

藤林医師

また、完全直視下デュアルプレーン法では、より大きなサイズのシリコンでも自然な形で作ることが可能になっており、理想のサイズを諦める必要がなくなっています。

カプセル拘縮のリスクを抑えたい方

カプセル拘縮のリスクを最小限に抑えたい方には、大胸筋下法が最も効果的な選択肢となります。

カプセル拘縮とは、体がシリコンバッグを異物と認識して、その周囲に形成される被膜が収縮し、バストが硬くなる現象です。

大胸筋下法では、筋肉の動きがインプラント周囲の被膜形成を適度に刺激し、硬化を防ぐ効果があるため、他の術式と比較してカプセル拘縮の発症率が低いことが知られています。

特に、過去に豊胸手術でトラブルを経験した方や、体質的に傷が硬くなりやすい方、長期的な安全性を重視する方には、大胸筋下法またはデュアルプレーン法を選択することで、より安心して豊胸手術を受けることができます。

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大胸筋下法の術後経過とダウンタイム

術後の痛みと回復期間

大胸筋下法の術後は、筋肉を切開するため他の術式と比較して痛みが強く、痛みのピークは術後翌日から2~3日間続きます。 

手術当日は麻酔の効果でそれほど痛みを感じませんが、翌日以降に筋肉痛のような鈍痛や、腕を動かした際の鋭い痛みを感じることが一般的です。

痛み止めの内服薬や坐薬が処方されますが、多くの方は内服薬のみで痛みをコントロールできています。

痛みに不安がある方には、72時間にわたって痛みを抑える長時間作用型局所麻酔薬「エクスパレル」の使用も可能で、これにより術後の痛みを大幅に軽減することができます。

完全に痛みが治まるまでには1~2週間程度かかりますが、1週間後の抜糸時にはほとんどの方が痛みを気にしなくなります。

日常生活への復帰時期

デスクワークなどの軽い仕事であれば術後2日目から可能ですが、できれば翌日はゆっくり休むことを推奨します。

手術当日は安静にし、翌日の検診後からシャワー浴が可能になります。入浴や飲酒、激しい運動は抜糸まで控える必要があり、約1週間後に抜糸を行います。

重いものを持つ作業や腕を大きく動かす動作は、2週間程度避ける必要があります。

デスクワーク

ワイヤー付きブラジャーやヌーブラなどの使用も術後1か月間は控え、専用のサポートブラを着用することになります。

完全に日常生活に戻れるのは術後1か月程度で、この頃から通常のブラジャーの着用や軽い運動も可能になります。

長期的な経過と定期検診

大胸筋下法の術後は、1か月・3か月・6か月・1年後の定期検診を受けることで、長期的な安全性を確保できます。

術後1か月の検診では、傷の治り具合とバストの形を確認し、必要に応じてバッグを動かすマッサージの指導を行います。

3か月後にはバストの形がほぼ安定し、6か月後には最終的な仕上がりを評価することができます。その後は年1回の定期検診を継続し、インプラントの状態や乳がん検診も同時に行います。

大胸筋下法で使用される最新のシリコンバッグは耐久性が高く、10年以上問題なく使用できることが多いですが、定期的な検診により、万が一の問題も早期発見・対処することが可能になります。

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シリコンバッグ豊胸するならグラムルールクリニック

当院では施術実績が豊富

グラムルールクリニック 豊胸症例

当院ではこれまで多くの患者様にシリコンバッグ豊胸の手術をご提供しており、その一人ひとりに合わせた細やかな対応を大切にしています。

当院は電気メス、ケラーファンネルを用いての手術をしており、傷口は最小限に、手術時間は短くして体への負担が少なくしています。多くの患者様にもダウンタイムが短かったとお声を頂いています。

初めての豊胸手術でも安心してご相談いただけるよう、丁寧なカウンセリングとアフターケアを心がけています。

妥協のないバストデザインだから自然に

当院の豊胸術はとりあえず胸を大きくしておけばいいというものではありません。

胸の形は個性様々です。

胸の形だけでも7種類に分類でき、そこから少し離れている乳や左右差、胸の広がりなど細かに分類されます。

胸のデザインの様子

相談者様の理想の形に合わせて、どのようにアプローチしていくのかをカウンセリングで細かく見て決めていくのが当院の豊胸の特徴です。

そのため自然で美しく満足頂けるバストを手に入れることができます。カウンセリングは完全無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。

完全直視下法だから傷は最小限

当院では、全ての豊胸手術において「完全直視下法(かんぜんちょくしかほう)」を導入しています。

完全直視下法とは、小さな切開から専用のLEDスコープライトを用いて、胸の内部を隅々まで観察しながらバッグを入れるスペースを精密に作る方法です。

剥離範囲をミリ単位で調整できるため、仕上がりのバストラインが非常に美しく整います。また、出血量を限りなくゼロに近づけることができるため、術後の内出血や腫れが少なく、ダウンタイムを軽減できるのが特長です。

組織へのダメージも最小限に抑えられるため、術後の痛みも少なく、快適な回復を目指せます。

豊胸施術10年以上の形成外科専門医が執刀します

形成外科専門医は高度な専門性を求める資格です。

医師免許取得後、6年以上経過し、2年間の初期臨床研修の後、認定施設での4年以上の形成外科研修に加え、学会講習会への参加や論文発表などの要件を満たし、資格試験に合格する必要があります。

当院は形成外科専門医による豊胸修正や再建などの複雑な施術に対応しています。

多言語対応で海外の方も安心

当院では、海外からお越しの患者様にも各種美容医療を安心して受けていただける体制を整えております。院長が英語で直接ご説明できるほか、中国語など多言語の通訳サポートもご利用いただけます。

At our clinic, we have established a system that allows patients from overseas to receive a wide range of aesthetic treatments with peace of mind.
The director is fluent in English and able to provide direct explanations. In addition, multilingual interpretation support, including Chinese, is available.

医師紹介
藤林万里子院長
藤林 万里子
(GLAMRULE CLINIC GINZA 院長)
東京美容外科銀座院の院長として、多くの患者様の悩みに寄り添ってきた経験を活かし、銀座にグラムルールクリニックを新たに設立。
「女性による女性のためのクリニック」をコンセプトにしながら安全性と自然な仕上がりができる豊胸施術を専門に美容医療を提供しています。
豊胸施術を始めとする美容整形に関するお悩みがありましたら気兼ねなくLINEからご相談ください。
主な資格
  • 日本形成外科学会 認定専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
経歴
  • 2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
  • 2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
  • 2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長
当院アクセスと口コミ

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GLAMRULE CLINIC GINZA-グラムルールクリニック銀座-

                   

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