シリコンバッグ豊胸した時の老後シミュレーション

シリコンバッグ豊胸した老後はどうなる?バッグの交換・抜去のタイミング

シリコンバッグによる豊胸手術は、理想のバストラインを実現する手段として広く行われてきました。

しかし近年、「シリコンバッグは10年を目安に交換や除去が必要」といった情報を耳にする方も増え、将来的なメンテナンスや老後への影響に不安を感じている方も少なくありません。

特に40代・50代で豊胸を行った場合、加齢とともに皮膚や乳腺の変化、バッグの劣化、カプセル拘縮など、さまざまなリスクが現れる可能性があります。さらに、乳がん検診への影響や、万が一トラブルが起きた場合の対応など、長期的な視点での備えが求められます。

本記事では、シリコンバッグ豊胸を受けた方が知っておくべき「老後のリスクとメンテナンス」について、年齢別のシミュレーションや術式比較を交えながらわかりやすく解説します。

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目次

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シリコンバッグ除去・交換ヘッダー
除去・交換について
破損時の症状除去のみする
注意点
バッグの交換
タイミング
サイズ変更
について
除去・交換手術の
痛みについて
除去・交換時の
ダウンタイム
交換サイズ
シミュレーション
10年後の
見た目の変化
医師の選定基準
シリコンバッグ入れ替え交換 症例写真
シリコンバッグ入れ替え症例

シリコンバッグ豊胸が与える老後へ影響

豊胸 老後

10年~20年で抜去・交換が必要

FDA(米食品医薬品局)は「豊胸バッグは生涯持つものではない」と明言し、10~20年で交換を推奨しています。

特にシリコンバッグは、「10年目以降は破損・拘縮・石灰化などのリスクが上昇する」とされ、定期的な交換または検査が必要です。

特に20年以上維持された例は稀で、大半は10〜15年以内に追加手術が勧められるケースが多いです。

最新の高凝集ゲル(5世代)使用でも、10年時点で破損率8%、カプセル拘縮リスクは年1.5%と報告されており、耐用10年が医学的な判断基準とされています。

関連:第6世代の最新バッグ「ペアル」はこちら

バッグが“生涯持つ“わけではない理由(FDA見解含む)

FDAは「バッグは生涯持つものではない」と繰り返し説明しており、年数とともに破損リスクや合併症が増加すると報告しています。
シリコンバッグは製品寿命が限られており、経年による素材劣化や外力による受容体破綻が発生します。

また、沈着したカプセル(被膜)は年数経過とともに硬化・石灰化し、痛みや形状変化を引き起こします。これにより、交換や除去は必然的な医療判断となることが多いです。

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老後に起こりうるシリコンバッグ豊胸のリスクと対策

皮膚・乳腺の萎縮でバッグが透けて目立つリスク

加齢に伴い、皮膚や乳腺は自然に弾力を失い薄くなります。その結果、シリコンバッグが“透けて見えたり”、“浮き出る”ように感じることがあります。これは、老化現象による避けがたい構造変化です。

対応策としては、皮膚や大胸筋のハリを維持する生活習慣(筋力トレーニングや保湿ケア)が重要です。

カプセル拘縮や石灰化による形状・硬さの変化

豊胸シリコンの癒着・被膜など難症例

カプセル拘縮とは、体が異物としてバッグを包むために形成する線維性被膜で、時間とともに硬くなり、乳房が硬く・不自然に形を変えることがあります。

重度になると痛みも伴います。さらに、長期では石灰化(カルシウム沈着)が起こり、レントゲンなどにも影として映り、美容上も検診上も懸念となります。

関連:カプセル拘縮の前兆の症状

バッグ破損やリップリング(よれ/しわ)の可能性

シリコンバッグは年数経過により破損するリスクが増えます。静かな破損は自覚しにくく、MRIやエコー検査でも検出される必要があります。

また、バッグがやせ衰えた皮膚の中で“よれる”ことでリップリング(しわ)が浮き出ることがあり、視覚的にも触感的にも不自然さが増します。

感染リスクや検診時の支障(乳がん検診への影響)

バッグ周囲の被膜に細菌が侵入することで感染や血腫・滲出液(しんしゅつえき)のリスクが生じます。これが慢性化すると、抜去が必要となる場合があります。

さらに、乳がん検診(マンモグラフィや超音波)で影響が出るケースもありますので、検査時にはバッグの存在を医師に伝え、追加検査・工夫が必要です。

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老後を見据えたメンテナンスと検診の重要性

定期検診の頻度と検査方法(エコー・MRI)

FDAは以下の検診を推奨しています。

検査頻度推奨検査目的
3年後以降MRI またはエコーサイレント破損、拘縮、石灰化の有無確認
自覚変化時即時MRI・エコー早期異変検出

異変の早期発見ポイント(痛み・左右差・硬さ・しこり)

以下の4つのポイントを日常的にチェックしてください

  1. 痛みの出現
  2. 左右差の変化
  3. 硬さの増加(触診)
  4. しこりやしわの出現

これらは初期段階での異常サインとなります。痛みが出たら、検査後に除去すべきです

トラブル発見時の選択肢

バッグの交換拘縮や破損が確認された場合、新しいバッグに交換して形状と安全性を回復します。
抜去+脂肪注入切替特に老後に自然さや安全性を重視する場合、バッグを除去し、自身の脂肪で再構築する方針は現実的な選択肢です。

老後に備えた豊胸手術選び

どちらが「老後に楽」か?

視点脂肪注入シリコンバッグ
自然さ・触感
左右差の可能性

年数で硬くなる
メンテ負担
しこりリスクあり

定期検診・交換必須
トラブル後の処置
しこりは除去困難な場合あり

除去で明確に終了

脂肪豊胸の老後リスクの向き合い方

脂肪注入は、自身の脂肪を移植するため自然で柔らかい仕上がりが魅力ですが、「注入量が多すぎる」「脂肪が均等に定着しない」などの条件で、しこり(硬結)や石灰化が発生します。

場合によってはMRIやマンモで乳がんとの判別が難しくなるケースもあるため、注意が必要です。

シリコンバッグ豊胸の老後リスクの向き合い方

一方で、シリコンバッグは人工物であるがゆえに、取り出すことで物理的にトラブルの原因を断てるという明確な終点があります。

体内に吸収されるわけではないため、除去後は状況がすっきりとします。この「管理のしやすさ」は医師の間でも利点として認識されています。

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豊胸後の老後は日常的なケアが必要

スキンケア・筋トレで皮膚・大胸筋のハリを維持

皮膚の保湿や紫外線対策、大胸筋の軽度トレーニング(プッシュアップやベンチプレス系)を取り入れることで、バッグの透けやリップリングを目立ちにくくできます。これは、医師が推奨する予防的ケアです。

体重変化の管理とその影響(バストボリュームの変動傾向)

体重が増加するとバッグ付近の脂肪が増えボリュームが増しますが、減量時には皮膚が萎んでしわやたるみが目立ちやすくなります。急激な体重変動は避け、緩やかなコントロールを続ける方が賢明です。

40歳で豊胸した場合の老後シミュレーション

年齢想定される状態医療的判断・推奨される対応
40歳豊胸直後。
状態は安定しており、自然なボリュームと形を保持
初期トラブルがなければ経過観察。
術後1年以内のエコー検査推奨
45歳
(5年目)
特段の問題がなければ、柔らかさや形状も維持されていることが多いエコーまたはMRI検査による定期評価を開始。
異変がなければ観察継続
50歳
(10年目)
バッグの劣化や被膜の硬化リスクが高まる時期FDA推奨の交換時期。
一度は精密検査(MRI)と再検討を推奨
55歳
(15年目)
カプセル拘縮・リップリング・破損などのリスクが顕在化しやすい症状があれば除去または交換を強く推奨
脂肪注入などへの移行も検討対象
60歳
(20年目)
明らかに交換または抜去のタイミング。放置は石灰化や検診支障の原因除去が医学的に望ましい時期
トラブルがなくとも交換または摘出が標準的対応
70歳以降バッグが入ったままだと、検診トラブル・皮膚萎縮・見た目の不自然さが懸念老後の健康を優先し、なるべく60代での摘出が望ましい。既に除去済みであれば問題なし

特に90年代~2000年代初期に豊胸手術を受けた方の中には、定期検診を受けずに20年以上放置状態でバッグが残っているケースが少なくありません。その中には「見た目が変じゃない」「痛みがない」ことを理由に放置している方もいます。

シリコンバッグ除去・交換のご相談はグラムルールクリニックへ

除去のみ・交換 どちらにも対応

シリコンバッグ除去のみ、新しくサイズに変更/交換どちらにも対応ができます。

シリコンバッグ除去を選ぶ方の多くは、加齢とともにバストが下垂するお悩みも持っているため、同等のシリコンバッグもしくはサイズアップしたシリコンバッグを入れ替えてお胸の下垂、ハリの改善をされています。

被膜の扱いと癒着への対応

シリコンバッグは長期間体内にあると、体が異物を包み込むために「被膜(カプセル)」と呼ばれる膜が形成されます。

除去や入れ替えの際には、この被膜をそのまま残すか、切除・剥離するかを症例ごとに判断します。

豊胸シリコンの癒着・被膜など難症例

被膜が薄く柔らかければ、新しいバッグのポケットとして活用でき、胸の組織に余計な負担をかけずに済むというメリットがあります。

一方で、癒着が強い場合には、丁寧に癒着をはがして被膜を処理し、将来的な凹凸や硬さのリスクを抑える工夫を行います。

グラムルールクリニックが選ばれてきた理由

抜去と同時に再構築可能

抜去だけで終わらせず、同時に脂肪注入を行うことで、バストのボリュームを維持または改善することも可能です。

ただし、脂肪注入が適さないケース(脂肪量が少ない、皮膚が極度に薄い、拘縮が強いなど)もあるため、術前診断で可否を判断します。

また、入れ替え(新しいバッグへの交換)を希望する場合は、当日に除去と同時挿入を行うこともできます。

関連記事:シリコンバッグ交換の症例

豊胸施術10年以上の形成外科専門が執刀します

グラムルールクリニックの医師

形成外科専門医は高度な専門性を求める資格です。

医師免許所得後、6年以上経過し、2年間の初期臨床研修の後、認定施設での4年以上の形成外科研修に加え、学会講習会への参加や論文発表などの要件を満たし、資格試験に合格する必要があります。

当院は形成外科専門医による美容整形(胸、鼻、目など)や修正、再建などの施術に対応しています。10年以上の形成外科手術の経験を活かし、安全性を重視した施術を提供しています。

多言語対応で海外の方も安心

当院では、海外からの患者様にもシリコンバッグ豊胸の入れ替え治療を安心してお受けいただける体制を整えております。院長が英語でご説明可能で、中国語など多言語の通訳サポートもご利用いただけます。

At our clinic, we have established a system that allows patients from overseas to receive a breast implant replacement surgery with peace of mind.
The director is fluent in English and able to provide direct explanations. In addition, multilingual interpretation support, including Chinese, is ava

Q1: シリコンバッグは10年過ぎたら必ず取り替えなければいけませんか?
Q2: 何もトラブルがないのにバッグを除去する必要はありますか?
Q3: 高齢になってから再手術するのは危険ではありませんか?
医師紹介
藤林万里子院長
藤林 万里子
(GLAMRULE CLINIC GINZA 院長)
東京美容外科銀座院の院長として、多くの患者様の悩みに寄り添ってきた経験を活かし、銀座にグラムルールクリニックを新たに設立。
「女性による女性のためのクリニック」をコンセプトにしながら安全性と自然な仕上がりができる豊胸施術を専門に美容医療を提供しています。
豊胸施術を始めとする美容整形に関するお悩みがありましたら気兼ねなくLINEからご相談ください。
主な資格
  • 日本形成外科学会 認定専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
経歴
  • 2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
  • 2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
  • 2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長
当院アクセスと口コミ

GLAMRULE CLINIC GINZA-グラムルールクリニック銀座-

                   

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