豊胸シリコンバッグの入れ替え症例と写真

シリコンバッグ入れ替え症例

「昔入れたシリコンバッグをそろそろ入れ替えたい」
「もっと大きなサイズにしたい」
こうしたご相談が、近年増えています。

当院では、他院で行った豊胸術後のシリコンバッグ入れ替えや、さらにサイズアップをご希望の方に向けて、症例ごとに最適なご提案と丁寧な対応を行っています。

本記事では、実際に当院で施術を行ったシリコンバッグ入れ替えの症例を、年代や目的別に写真つきでわかりやすくご紹介します。

目次

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シリコンバッグ入れ替え豊胸の症例

18年前のバッグを交換した症例

Beforeの状態

18年前に海外でシリコンバッグによる豊胸手術を受けた患者様(50代)は、長年使用によりバッグが硬化し、大胸筋の動作に連動してバストが動く「アニメーション変形」に悩まれていました。

また、ボリューム感の不足も気になっており、「形を整えて、さらに大きなバストにしたい」というご希望で来院されました。

Afterの施術内容と変化

使用バッグにはPERLE HR(高投影型)425ccを選択し、デュアルプレーン法で挿入。これは筋肉と乳腺の中間にバッグを配置する方法で、アニメーション変形を抑えつつ、自然な見た目と感触を両立します。

項目BeforeAfter
年代50代
手術歴18年前に海外で豊胸
(シリコンバッグ)
バッグ入れ替え
(PERLE HR 425cc)
カップサイズDカップE〜Fカップ相当
主な悩みアニメーション変形
ボリューム不足
解消
自然な見た目とサイズアップ
バッグ挿入位置不明/大胸筋下推定デュアルプレーン法
切開部位不明IMF切開(乳房下縁)

デュアルプレーン法は、アクティブな生活をしている方や、筋肉の動きによる変形が気になる方に特に有効です

750ccのバッグに入れ替えた症例

Beforeの状態

20代女性で、すでに2回のシリコンバッグ豊胸を経験済み。

今回は「GカップからさらにMカップへ」「AI級のハンコックバストにしたい」という最大限のサイズアップ希望で来院されました。非常に細身(身長160cm/体重38kg)という体型も特徴的で、バッグの挿入技術が重要となるケースです。

Afterの施術内容と変化

使用バッグはMotiva Ergonomix2(750cc full projection)。挿入位置は乳腺下、切開はIMF切開(乳房下縁)で行いました。乳腺下法は、柔らかさと高さを強調した「映えるバストライン」を作りやすく、若年女性に人気の手法です。

項目BeforeAfter
年代20代
手術歴シリコンバッグ豊胸×2回3回目(Motiva Ergonomix2 750cc)
カップサイズGカップMカップ相当(術後推定)
主な悩みサイズ限界まで大きくしたいハンコック型シルエット+サイズ拡大成功
バッグ挿入位置不明乳腺下法
切開部位不明IMF切開(乳房下縁)

Motiva Ergonomix2は、柔らかく自然な動きと丸みのある形状が特徴。750ccは日本国内で入れられる最大級サイズに近く、限界サイズの選択肢として信頼性が高いバッグです。

シリコンバッグ入れ替え豊胸で知っておきたいこと

シリコンバッグの入れ替え手術は、「ただ新しいバッグに交換するだけ」と思われがちですが、美しい仕上がりと安全性を両立するためには複数の要素を総合的に判断する必要があります。

挿入の選択肢

乳腺下法とデュアルプレーン法の違いと特徴

シリコンバッグの挿入位置は、美しいバストラインを実現する上で非常に重要です。

代表的な2つの挿入法には、それぞれ下記のような特徴があります。

挿入法特徴
乳腺下法・皮膚〜乳腺の間にバッグを挿入
柔らかさ・高さが出しやすく、丸みのある仕上がりに
・比較的ダウンタイムが短い
デュアルプレーン法・乳腺と大胸筋の間にバッグを部分的に入れる
自然な見た目+アニメーション変形の軽減が可能
・痩せ型や筋肉質な人にも適応しやすい

患者様の体型、皮膚の厚み、希望するバストの形状に応じて、医師が最適な挿入法を選択します。

切開部位の選び方

IMF切開(乳房下縁)のメリット

バッグの挿入時には、どこを切開して挿入するかも大切な選択肢です。その中でもIMF切開(乳房下縁)は、以下のような理由から多くの症例で選ばれています。

特に入れ替え手術では、バッグを的確に取り出し・再挿入するための操作性の良さが重視されるため、IMF切開が第一選択となることが多くあります。

シリコンバッグの最新の選択肢

モティバエルゴノミクス2/PERLE(ペアル)の特徴と違い

近年の豊胸手術では、より自然で安全なシリコンバッグが求められる傾向にあり、以下のような製品が注目されています。

バッグ名特徴
Motiva Ergonomix2・体勢に応じて形が変わる“エルゴノミクス構造”
自然な柔らかさと動きが特徴
・高耐久&皮膜拘縮予防にも配慮された次世代型
PERLE(ペアル)・高投影タイプでデコルテに高さ・ハリを出しやすい
・バストラインにメリハリを持たせたい方に人気
・安定性が高く、入れ替え症例にも適応しやすい

どちらのバッグもCEマーク・FDA基準に準拠した安全性の高い製品であり、医師と相談しながら最適な選択をすることが大切です。

他院修正について

前バッグの剥離と被膜除去の重要性

過去に行った豊胸手術によるトラブルや満足度の低さから、他院で行ったシリコンバッグの入れ替えや修正手術を希望する方が増えています。この場合、以下の2つの処置がポイントとなります。

前バッグの剥離・摘出

バッグと周囲組織が癒着しているケースでは、慎重に剥離し、安全に摘出する技術が求められます。

被膜(カプセル)の除去

古いバッグの周囲に形成された硬い被膜(カプセル)が残っていると、硬さ、形状のゆがみや拘縮の原因に。必要に応じて被膜除去を行うことで、新たなバッグの挿入スペースを安全かつ清潔に整えることが可能です。

シリコンバッグ入れ替えならグラムルールクリニックへ

他院で施した古いシリコンバッグ入れ替えOK

10年以上前に挿入したシリコンバッグは、破損・変形・硬化などのトラブルが起きやすくなります。

グラムルールクリニックでは、他院で行った豊胸術の修正や入れ替えにも専門的に対応。形成外科専門医であり、豊胸歴10年以上の院長がバッグの摘出から再挿入までを一貫して担当します。

アニメーション変形や左右差など、長年の違和感にお悩みの方も安心してご相談ください。

さらにサイズアップ「特大シリコン」も施術可能

「もっと大きく、理想のシルエットに近づけたい」そんなご希望にも対応可能です。

グラムルールクリニックでは、750ccなどの特大シリコンバッグを用いた再豊胸にも対応。細身の方や過去に豊胸経験のある方でも、身体バランスに合わせた安全なサイズ設計で、美しくボリュームのあるバストを実現します。

医師紹介
藤林万里子院長
藤林 万里子
(GLAMRULE CLINIC GINZA 院長)
東京美容外科銀座院の院長として、多くの患者様の悩みに寄り添ってきた経験を活かし、銀座にグラムルールクリニックを新たに設立。
「女性による女性のためのクリニック」をコンセプトにしながら安全性と自然な仕上がりができる豊胸施術を専門に美容医療を提供しています。
豊胸施術を始めとする美容整形に関するお悩みがありましたら気兼ねなくLINEからご相談ください。
主な資格
  • 日本形成外科学会 認定専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
経歴
  • 2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
  • 2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
  • 2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長

GLAMRULE CLINIC GINZA-グラムルールクリニック銀座-

                   

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