アクアフィリング豊胸がやばい/危険視されている理由

アクアフィリング やばい

アクアフィリングとは、かつて「切らない豊胸法」として人気を集めた注入型の豊胸剤です。

しかし現在では、世界中の専門機関から安全性への強い懸念が示され、使用が非推奨とされる流れが強まっています。

本記事では、アクアフィリング豊胸が「やばい」といわれる具体的な理由や、体内で起こり得るトラブル、除去の困難性、実際に報告されている後遺症について詳しく解説します。

目次

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アクアフィリング豊胸がやばいとされる危険な理由

世界的な流れとして非推奨の傾向にある

日本美容外科学会(JSAPS)や日本形成外科学会などの専門団体は、アクアフィリング(別名アクアリフト)を豊胸目的で使用することについて、安全性に重大な懸念があるとして非推奨の立場を明確に示しています

また、アメリカの米国食品医薬品局(FDA)も、アクアフィリングを豊胸目的で使用することを認可しておらず、その理由として慢性炎症、腫瘍、皮膚潰瘍といった重篤な合併症のリスクを挙げています。

さらに、韓国やイギリスの美容外科学会でも、同様に使用を控えるべきとする見解が示されており、アクアフィリングの豊胸利用は国際的にも非推奨とされる傾向が強まっています

吸収されず体内に残存

アクアフィリングとは、98%が生理食塩水、2%がアクリルアミド系の化学物質で構成された非吸収性のジェル状充填剤です。このジェルは本来吸収されず、体内に残り続けるため、異物として長期的にリスクにさらされる可能性があります。

除去が難しい場合には、永久的な異物として炎症やしこりの原因になるため、早期の対応を行うべきです。

周囲組織を溶かしてしまう

アクアフィリングの最も深刻な問題の一つは、注入された物質が周囲の健康な組織を徐々に破壊してしまうことです。

本来透明な液体であるアクアフィリングですが、体内で炎症を起こすと周辺の脂肪組織を溶解させ始めます。

脂肪組織だけでなく、女性にとって重要な乳腺組織まで損傷を受ける可能性があります。

アクアフィリング

透明な液体であったアクアフィリングが体内でドロドロに。さらに脂肪組織も含めて溶解して黄ばんだ液体に。これを放置すると胸が変色したり痛みなどが生じるケースもあります。

しこり形成・硬化

アクアフィリングは被膜形成によりしこりを起こす可能性があります。日本美容外科学会が実施した全国アンケートでは、しこりを含む腫瘤が全体の約44%を占め、非常に高い割合で発生していると報告されています。硬化が進行すると、触診で不自然な硬さや形の変化につながり、外科的対応が必要になるケースも多いです。

体内を移動して思わぬ合併症を発症(異所性拡散)

アクアフィリングは、注入部位にとどまらず、時間の経過とともに乳房以外の部位(背中・脇・腹部など)へ移動することが報告されています。このような異所性拡散(いしょせきかくさん)により、除去が非常に困難になるだけでなく、意図しない部位への合併症も発現する可能性があります。その結果、受けた豊胸の形状維持ができず、さらには再建手術もより複雑化するリスクがあります。

感染のリスクがある

感染リスクとしては、慢性炎症・皮膚潰瘍・乳腺炎などが挙げられます。

合併症の種類内容
慢性炎症ジェルが異物として長期残存し、炎症反応が持続する場合があります
皮膚潰瘍注入部位に潰瘍が形成されることがあり、対処に時間と治療が必要です
乳腺炎乳管内部に混入した場合、授乳期に母乳との混入も含め、炎症を引き起こす可能性がある

これらの感染リスクは抗生剤治療や外科的処置が必要になることがあり、早急な対応が求められます。

授乳への影響がある

アクアフィリングは乳管閉塞や、母乳との混入を引き起こす可能性があります。

母乳と混じることで乳幼児への健康上の影響も懸念されるため、授乳予定がある方には慎重な判断と早期の検査・除去が必要です。
授乳希望のある方は、乳腺超音波(エコー)検査を受けて状態を確認し、除去の必要性を判断するべきです。

発がん性の懸念がある(アクリルアミド関連)と科学的見解

アクアフィリングに含まれるポリアクリルアミドは、アクリルアミド系の化学物質であり、国際がん研究機関(IARC)によって「ヒトに対しておそらく発がん性がある物質」とされています。

ただし、アクアフィリングで実際のがん発症報告は今のところ確認されていません。しかし、将来的なリスクを排除できないため、安全性が明確になるまで使用は控えるべきです。

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実際に起きている失敗・後遺症の事例

非対称、変形、しこりの発生

アクアフィリング注入後に起こる代表的なトラブルとして、バストの左右非対称、輪郭の変形、しこりの形成があります。注入量や部位のわずかな誤差でもジェルが流動する特性のため、時間とともに形が変わってしまうことがあります。

また、体内でジェルが硬化し、触れてわかるしこり状の塊となるケースも少なくありません。こうした変化は見た目の不自然さだけでなく、痛みや違和感の原因にもなり得るため、医療的対応が必要となる場合があります

除去が困難になってしまう危険性

アクアフィリングは吸収性がない充填剤であり、時間が経つと周囲の組織と癒着し、明確な境界を失って拡散してしまう傾向があります。

この状態では、注入されたジェルを完全に取り除くことが非常に難しくなるため、外科的除去でも一部が残存するリスクがあります。

除去が不完全であると、慢性炎症の継続や再発、変形の悪化といった新たな問題を引き起こす可能性があり、複数回にわたる治療が必要になることもあります

アクアフィリング除去ならグラムルールクリニックへ

アクアフィリングは体内に吸収されずに残り続けるため、時間とともにしこり・感染・変形などのトラブルが起こりやすくなります。FDA(アメリカ食品医薬品局)や日本の美容外科学会などでも、使用を推奨しない姿勢を示しています。

グラムルールクリニックでは、こうしたアクアフィリングのリスクに対処するための除去手術や安全な再豊胸手術を専門的に行っています。形成外科専門医の資格を持ち、豊胸術歴10年以上の院長がすべての手術を担当します。

藤林医師

無料カウンセリングも実施していますので、少しでも不安がある方は早めにご相談ください。

再除去が不要になるように1回で綺麗に

アクアフィリング除去をするクリニックは吸引のみで終わりにするケースが多いです。

その場合、新たにシリコンバッグ豊胸などを行う際に、再度洗浄が必要になります。

となると余計に費用と体への負担がかかってしまうことになります。

当院ではアクアフィリング除去後にお胸の中をきちんと洗浄し再除去が不要となるように施術を行っています。

アクアフィリング 洗浄

除去以外の胸の悩みも改善できます

アクアフィリングを入れられてから、胸の下垂が気になったり、除去した後に胸の形を綺麗に整えたいといったご要望を多く頂きます。

当院ではアクアフィリング除去で終わらず、理想のバストにするためのご提案も同時にすることができます(もちろん除去+洗浄だけのご対応も可能です)。

JSAPS正会員かつ形成外科専門医として実績豊富

アクアフィリング除去を行うのは全て院長の藤林万里子医師です。藤林万里子医師は日本形成外科学会の専門医資格と、日本美容外科学会(JSAPS)正会員の両方を保有しています。

豊胸および抜去術に関する専門性と学術的裏付けを備えているのでご安心頂けます。

豊胸施術を専門に10年以上の経験あり

当院は、豊胸施術を専門にしており、10年以上のシリコンバッグ豊胸、脂肪豊胸豊胸、シリコンバッグ除去、交換、アクアフィリングの除去、ヒアルロン酸豊胸の除去、しこり・石灰化の除去など網羅的に行っています。

当院の執刀は全て院長が行います。女医によるカウンセリングと手術になるため、男性医師には伝えにくい点も気兼ねなくお伝えいただけます。

他院で受けられた方でも問題なく対応できるので、まずは無料カウンセリング等でご相談ください。

海外からの患者様も対応できます

当院では、海外からの患者様にもアクアフィリング除去の治療を安心して受けていただける体制を整えております。院長が英語でご説明できるほか、中国語など多言語の通訳サポートもご利用いただけます。

At our clinic, we have established a system that allows patients from overseas to undergo injectable filler removal, such as polyacrylamide hydrogel, with peace of mind.
The director is fluent in English and able to provide direct explanations. In addition, multilingual interpretation support, including Chinese, is available.

医師紹介
藤林万里子院長
藤林 万里子
(GLAMRULE CLINIC GINZA 院長)
東京美容外科銀座院の院長として、多くの患者様の悩みに寄り添ってきた経験を活かし、銀座にグラムルールクリニックを新たに設立。
「女性による女性のためのクリニック」をコンセプトにしながら安全性と自然な仕上がりができる豊胸施術を専門に美容医療を提供しています。
豊胸施術を始めとする美容整形に関するお悩みがありましたら気兼ねなくLINEからご相談ください。
主な資格
  • 日本形成外科学会 認定専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
経歴
  • 2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
  • 2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
  • 2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長
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